松江水燈路
写真1.手作りの行燈が並ぶ松江城内
写真2.行燈に絵を描く子供たち
私が訪れた日はあいにく天気が悪く、そのせいで展示の灯りも数が減らされていたようです。また、多くの行燈や灯篭は蝋燭で照明されているため、雨で消えないよう透明ビニールのカバーが掛けられていたものもありました。
しかし幸いにも、見学中は雨が降ってこなかったので、傘をささずにゆっくりと見ることができました。城内には手作りの行燈がたくさん配灯されていましたが、これらの行燈デザインはコンテストになっており、地域の人たちが主体でしたがだれでも参加でき、いろいろな文字や絵が紙に描かれて可愛らしかったです。(写真1、2)
写真3.石灯篭
水燈路のハイライトは、この時だけの「堀川遊覧船夜間運航」です。船上より、風情ある城下町の夜の街並みやライトアップされた森を見ながらの遊覧のようです。残念ながら私は時間がなくて、舟に乗ることも、濠周りのライトアップも見ることができませんでした。
このように灯りをテーマにした夜のイベントを全国各地で見られ、その都度祭り好きの日本人がクローズアップされます。最近では夜のイベント用照明光源にLEDも使われ始めています。しかし、まだ多くは蝋燭や電球で、当たり前のようにその灯りが祭りの雰囲気によく溶け込んでいます。
【関連記事】
「貴船もみじ灯篭」が始まる
「関門海峡夜景の旅 下関~門司港へ」
「和の灯りでくつろぐ キャンドルナイト」