壁の角を丸くしてケガの心配を軽減
この前、見学したモデルハウスで見かけたのは角丸になった壁。室内の壁の角の部分にRになった部材を取り付けてからビニールクロスを張っているので、丸みを帯びた角になっています。従来のようなとがった角に比べると、ぶつかってもケガをしにくい仕上げです。ユニバーサルデザイン仕様充実の近ごろの住宅
壁の角が丸くなっているのがわかりますか
前述の角丸の壁のほかに、例えば、指をはさみにくい玄関ドアがあげられます。吊り元の金具の構造を工夫してすき間ができないようになっているのです。また、階段の段鼻部分に滑り止めを付けた階段。樹脂製の滑り止めを取り付けることによって、滑りにくいだけでなく、万一滑って転倒・転落したときの衝撃を最小限にするようになっています。さらに、浴槽への転落による溺死事故を防ぐため、浴室のドアの上部に鍵(チャイルドロック)が標準仕様になっている例もよく見かけるようになりました。