4月からの入学、入社、転勤などの新生活がスタートし、少し落ち着いた五月頃に疲れやストレスにより、うつ状態になったり、めまい、意欲低下、不眠、頭痛、倦怠感など、心身にさまざまな症状が表われたりすることがあります。これが五月病です。今回は五月病を初めとするストレスからくる心身の症状に役立つ食べ物や、成分をご紹介します。
INDEX
-1- 五月病やうつ状態はストレスが引き金
-2- ストレスにブレインフーズで対抗
-3- 偏食や加工食品はストレスに弱くなる

五月病やうつは、ストレスが引き金に

この五月病という名は正式な病名ではなく、昔は大学生に起こりやすい症状だったそうです。無我夢中で受験勉強し、合格したとたんに、プレッシャーから突然解放されたためうつ病のようになったり、新しい環境に適応できないなどということも重なり、入学して1カ月後ゴールデンウィークあけくらいに多くみられるので、このように呼ばれました。

最近では中高年にも多く見られ、不況によるリストラの不安や、あるいは職場の人間関係などにより、心身症とか神経症、あるいはうつ病がミックスされたような症状が表れてくるのです。これらは、五月に限らず、例えば人事異動の多い9月などにも多く見られるとか。

ストレスでうつ状態の時は、脳の神経伝達物質が不足状態

うつ状態になり、上で述べたようなさまざまな症状がでている人は、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンが不足していると起きやすいと考えられています。

気分を調節するセロトニンが不足すると、そこからつくられるメラトニンという誘眠物質も不足し、眠れないといった睡眠障害が起こります。そのため脳が休養できなくなり、神経伝達物質の働きがさらに低下するという悪循環におちいることにもなります。

また一時話題になったドーパミンは、「快感ホルモン」ともいわれるように、楽しさや心地よさといった感情を生み出す物質です。このドーパミンは、年齢とともに減少する傾向があり、ストレスが多くなる大人になるにつれ、楽しさを感じにくくなってしまうというわけで、よりストレスを感じやすくなってしまいます。

最近では、このセロトニンやノルアドレナリンの量を調整し、症状を回復させるという薬物療法が治療法の中心になってきているようです。

五月病も神経症も、そのストレスの引き金となる根本的な問題を解決したり、あるいはうまくストレスを発散する方法を自分なりに見いだすことが大切です。また反対に、ストレスは、まったくなくてもうつ状態の原因となることもあり、適度なストレスがあることも、やりがいや意欲向上にもなります。このあたりの、五月病の基本的な話やストレス、ヒーリングについては、ストレスのガイドさんや、アロマテラピーのガイドさんの記事をご参考にご覧ください。
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