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一人暮らしの洗濯機選び(4ページ目)

様々な機種があり、値段もピンからキリまである洗濯機。使いやすいタイプや容量、機能など、一人暮らしのための洗濯機の選び方をまとめました。あわせて乾燥機購入のヒントも紹介しています。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

洗濯機に乾燥機能は必要?

干す手間や時間が省ける乾燥機はとても便利ですが、一人暮らしでは意外と使いづらいことも。また乾燥機ではなく、送風による乾燥機能がついた洗濯機もありますので、購入するときには間違えのないように。

■乾燥機能
タテ型洗濯機に多くついている機能。完全な乾燥ではありませんが、送風により乾きやすい状態にします。 タテ型なので、普通の洗濯機置き場があれば、このタイプの洗濯機は設置できます。ただし、乾燥機ではないので、完全に乾かすことはできず、もう一度干す必要があります。

■乾燥機
タテ型、ドラム式どちらにもついているタイプがあります。乾かし方には「ヒーター式」「水冷除湿式」「ヒートポンプ式」があります。

  • ヒーター式……多くの洗濯物を一度に乾燥することができず、また湿気が出やすくなります。ただし、他の方式と比べ、一人暮らしにも使いやすい少量タイプがあります。
  • 水冷除湿式……より多くの洗濯物を乾燥でき、湿気も出ませんが、水を使うため水道代がかかります。ただし、容量の大きいものが多い。
  • ヒートポンプ式……短時間で乾き、水道代や電気代も比較的安くなります。ただし、容量が大きい上に値段も非常に高いため、現状では一人暮らしには不向き。
いずれの方式の場合でも、容量が6kg以上のものが主流。置くスペースが大きく必要になることもありますので、設置場所は必ず確認を。 また、最近かなり値段が下がってはきましたが、乾燥機なしのものと比べれば、格段に上がります。 さらに、乾燥には洗濯よりも電気を多く使います。毎日乾燥機を使う生活なら、かなりの高額に。他の電化製品と同時に使ったときに、電気容量が足りなくなることも。

なお、乾燥機にかけた洋服は、その素材にもよりますが、しわができたり、縮んでしまったり、衣類が傷むことが避けられません。

決して安い買い物ではないので、そういったあたりをよく踏まえて、それでも必要か検討をしてください。部屋に乾燥機を備えなくても、近所にコインランドリーがあるなら、どうしても乾かしきれない雨の日だけ利用するなど、上手に活用するのもひとつの手です。
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