ペットの葬儀サービス
お金をかけて豪華にすれば礼を尽くしたことになるかというと、それは飼い主個々の考え方によるので何とも言えません。愛する家族を失ったときは、その時の自分にできる範囲内で納得できるお見送りができればよいのではないでしょうか。どんな形にしても、一緒に暮らしてくれた日々に感謝し、逝ってしまった猫への感謝を伝える、区切りの儀式として心を込めて見送ってあげたいと思います。ペット葬儀サービスはネットやタウンページで探すことができます。24時間対応してくれるところや、ペット霊園までの送迎サービスを行ってくれるところもあります。サービス内容や料金については、きちんと確認してから申し込んでください。
■ペット霊園
人間と同じように葬儀から火葬、埋葬や遺骨を預けられる納骨堂やお墓までのトータルサービスで対応してくれます。最近は、人間のお墓にペットの遺骨を一緒に埋葬できるところもあります。
火葬にはたいてい3つのプランが用意されています。合同火葬は、ある程度の数が集まったら他のペットと一緒に火葬するもので、遺骨の返却はありません。個別火葬は、ペット霊園に遺体を預けて後日遺骨をもらうお任せ個別火葬と、飼い主が立ち会いで火葬を行い、1～2時間後にお骨拾いをし、そのまま遺骨を持ち帰れるサービスがあります。
■出張火葬
法的な基準を満たした焼却炉を設置した車で自宅まで遺体を引き取りに来てくれて自宅近所の駐車場などで火葬し、数時間後に遺骨を届けてくれるサービスです。一部トラブルを起こした業者の存在もありますので、正しい営業を行っている業者かどうか確認しましょう。最初に見積もりを依頼し、納得できなければ遺体を渡したり書類にはサインしないことです。
自分で葬儀サービス会社を選ぶ自信がないときは、動物病院などに相談すると、葬儀会社を紹介してもらえることもあります。
