グルーミング用品
猫は自分で身体を舐め清潔に保つ習性を持っていますが、それでも換毛期(春先から秋にかけて)には、余分な抜け毛をコーム(クシ)で取ってあげたり、家具や猫自身が傷つかないように爪切りをする必要があります。特に長毛の猫は人が手をかけてあげないと、毛玉ができて悲惨な状態になります。猫のグルーミング用品として、最低コームと爪切りを用意してください。
猫のおもちゃ
猫用のおもちゃの代表的格は、猫じゃらしでしょうか。猫じゃらしのモデルはエノコログサ(狗尾草)という野草で、風に吹かれると猫心をくすぐる動きをします。猫じゃらしタイプの柄の先に羽根やキラキラした飾り、ヒモ状のものがついているなど様々なタイプの猫おもちゃが発売されていますが、わたしの経験では、どんな猫にも必ず気に入ってもらえるのは本家猫じゃらしだけでした。それ以外は、猫によって羽根だったら必死に遊ぶけれど、キラキラはあんまり興味を引かないという風に好みが分かれるようです。極端なことを書けば、猫用のおもちゃをわざわざ買い与える必要はありません。猫は広告紙やアルミ箔を丸めて作ったボールでも満足して遊ぶことができるからです。とはいいながらも、わたしも猫用のおもちゃを見かけると、これで一緒に遊びたい! 喜んでくれるかしら?と、ついつい衝動買いしてしまいます。猫のおもちゃは、猫を遊ばせるためのものだけでなく、同居人と猫がコミュニケーションを楽しめるツールではないかと衝動買いの言い訳にしています。
羽根やヒモなど、猫が食べてしまって後で問題になることがないとは限りません。どんなおもちゃでも、遊んだ後は猫の手の届かない場所、引き出しの中などに片付けましょう。