キッチュだけど頼もしい、万能アルミ鍋(2ページ目)

炊具（すい・ぐー）でご飯を炊く

キッチュな感じに統一してみました。
どう見てもやっぱりおもちゃっぽい鍋ですが、とりあえず使ってみることにします。 洗ったお米を一合半、水を足してご飯を炊いてみました。 ちまちまとした作業がなんだかおままごとのようで、 あまり料理をしている気分ではありません。 お遊びっぽくて、ちょっと嘘みたいなのですが、これがびっくり。 ちゃんとご飯が炊けました。 最後に少し強火にすると、オコゲもできます。 写真では電気コンロで試していますが、直火でも大丈夫です。 どうやら、中ブタもきちんと仕事をしているようで、このおかげで沸騰しても吹きこぼれが少なく、 オネバがちゃんと中に入ってふっくら仕上がるようです。 そういえばこういうお鍋って、まさにキャンプで使う「はんごうすいさん」ですね。 バケツのような取っ手をぶらんぶらんとぶら下げて、焚き火の上でパチパチ できそう。 ピクニックなどに持っていっても楽しい見栄えと手軽さです。



あっという間に炊けました。

そして、鍋炊きの利点は時間があまりかからないこと。 あっという間に沸騰するので、それから８分ほど弱火、 蒸らすのも５～10分くらいといった感じ。 電気炊飯器より早いです。 うーん、これはもしかして、主婦の一人昼ごはんに大変便利なのではないでしょうか？ 少しお代わりできるくらいの分量が炊けます。 毎回炊いても苦にならない手軽さと、食べきりサイズ。 余りものの冷たくなったご飯より、やっぱり炊きたてがいいですものねえ。 小さな子どもが小腹を空かしたときなどにもさっと作れるし、 一人暮らしの忙しい社会人にも向いているように思います。 残業で夜遅くに帰宅して、お家で一杯呑みたいお父さんにも。 もちろん、ご飯だけでなく、味噌汁やおかず作りにも使えます。 小さな中ブタも工夫次第。冷凍餃子を一緒に置いてみたら、ご飯が 炊けると同時に解凍できました。かなり浅いフタなので（2.5cm弱）、 置けるものは限定されますが、ちょっとしたおかずを同時に温めるなど、 アイディア次第でうまくやれば使えそうです。

小さくてキッチュで、おもちゃみたいな風貌ですが、 そんなとぼけた感じが愛らしくて、使っていてなんだか楽しいお鍋。 実際はなかなか万能で頼もしい、お利口な鍋なのです。


こんな風にぶら下げれば場所も取りません。




■アルミはんごう　[炊具（すい・ぐー）]
草木染めのふきん（やまさき薫さんデザイン）、
有機無農薬のお米（沢の花）１.５合のセットで、
￥1,800
ごはんの炊き方リーフレット付き。
（鍋単品の販売は予定しておりません）


■お鍋が手に入る場所
yadocarism（カフェ broom and bloom）
東京都小金井市前原町3-40-20-106
tel 042-384-0883
営業時間 11:30-20:00（金 ～18:00, 土 15:00～）
定休日 月・火
http://www.yadocarism.com/




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