横浜でも都心回帰傾向、
タワーやデザイナーズも誕生
新しくマンションが建設されるのは大通り沿いが大半。歴史ある建造物の近くということも |
とはいえ、分譲物件はそれほど頻繁に建てられているわけではありません。時期によっては供給されていない時期もあるので、探すタイミングは大事。気になる価格は40m2から70m2の物件で、2000万円台後半から4500万円前後までが目につくところ。戸数は数十戸から200戸以内までが多く、設備の充実した、いわゆる大規模物件はありません。
中華街のある山下町周辺で物件が多いのは通り沿い。路地には店舗が多く、新しい入居者を受け入れる余地は少ない |
駅名 | 現状価格 | 1年前 | 2年前 |
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関内 | 141万円 | 153万円 | 143万円 |
石川町 | 150万円 | 148万円 | 147万円 |
伊勢佐木長者町 | 110万円 | 109万円 | 113万円 |
※駅からの距離などには特段の制限はない
賃料は関内のオフィスエリア、中華街周辺、
伊勢佐木町の順に手頃に
最初にこのエリアには3つの表情があることを説明しましたが、その地域ごとに賃料も変化します。最も高いのは関内のオフィスエリア内で、ワンルームが8万円から。これが中華街周辺になると7万円台になり、最も手頃に借りられる伊勢佐木町になると6万円台後半から。2DKでは関内13万円前後、中華街周辺10万円~12万円台後半、伊勢佐木町で11万円~。建物では、マンションが大半です。これらの地域内は徒歩で移動できる圏内。それでも、最寄駅、街で賃料には大きな差が出ますから、地域選びは慎重にしたいところです。
街中にも小さな公園は点在するが、散歩が楽しめる規模となると海沿いの山下公園くらいに |
【シリーズバックナンバー】
「田園都市を代表する優雅な町『たまプラーザ』」
「坂と異国情緒の街『横浜(山手、元町)』
「歴史と未来が交差する街『みなとみらい周辺』