港南口(東口)は
オフィス、高層マンションが並ぶ再開発エリア
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真ん中に公園を挟んでそびえる品川インターシティ、グランドコモンズのビル群。公園の緑も根付いてきた |
古くから開発されてきた西側に比べ、近年変化してきたのが、港南口(東口)。ここはかつて旧国鉄の貨物ヤードだった土地で、変化が始まったのは1992年に再開発計画が都市計画決定されて以降。現在駅右手にある品川インターシティ、品川グランドコモンズなどのオフィスビル群、その間に広がる品川セントラルガーデンに加え、周辺での建設ラッシュは、今も続けられています。なかでもマンション建設は、港南戦争という言葉を生んだほど。一時よりはだいぶ、落ち着いてきたものの、今もまだまだ新築供給は多く、建設予定も。
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広大な土地があり、かつ住居専用の地域ではないため、タワーなど大型の建物が建てやすい港南エリア |
この地域の新築分譲マンションはタワー中心で、規模が大きいのが特徴。少し前に、総戸数2000以上という大型タワー物件が話題になりましたが、その向かいには800戸超のマンション建設も予定(2008年竣工)されています。この物件は都営住宅の建て替えに伴うプロジェクトで、定期借地権(70年)付きながら、80m
2で3200万円ほどになる予定とのこと。分譲価格が上昇傾向にあるとされる中にあっては割安と、今から注目されています。
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高浜運河沿いには古い建物が多い。また、川沿いの道はのんびりできる散歩道になっている |
また、この地域は賃貸物件の供給も多く、新築もさることながら、お勧めは中古マンションをリノベーションした物件。新築のデザイナーズに劣らない、デザイン性の高い物件が、数は多くありませんが、供給されています。時間のある方はじっくり探してみるのと面白い物件がみつかるかもしれません。
ただ、建築ラッシュが続いているだけに、場所によっては工事やトラックの往来の音がうるさいこともあるようですから、賃貸を借りるときには注意が必要です。
続いて、北品川や生活の便利さ、教育環境などを次ページで見ていきましょう。