やりたいことが見つからないと嘆くみなさまへ。
夢は探して見つかるものではないのかもしれない。もしかしたら、作るものなのかもしれない。 |
就職活動を迎える前のこの時期、私に相談に来る学生の第一声だ。もちろん、自分の将来を決める作業は、「今日の晩御飯、何を食べるか?」のように、安易に決められるものではない。しかしがら、ずっと決めないわけにはいかない。
ダラダラ決めないままでは結局何もしないまま本番を迎え、焦ってリクナビなど就職情報サイトに載っている有名企業にエントリーし、連戦連敗するだけである。何故か?当たり前である。急に北京オリンピックに出ていいよ言われて、君は勝てる自信はあるのだろうか。せめて4年間は練習させてくれと思わないだろうか(それでも足りるわけないが)。就職活動も同じ。それまでその企業の内定を取るためにずっと準備してきたライバルに勝てる訳は無いのである。
簡単には決められない。しかし決めないと内定は取れない。もっと詳しく言えば、将来の夢が定まらないことを言い訳に、就職活動に気合いが入らず、努力できないことこそが、就職活動にとっての最大の問題と言えよう。
というわけで、今回のテーマは、将来の夢をどうやって決めるのかという、限りなく果しない大問題を考えたい。
答えを先に述べておく。将来の夢は、行動した結果「たまたま」見つかる。たまたま見つけた「夢のようなもの」を「夢」と確信し、その「夢」を追い、叶えるまで「諦めない」だけなのだ。結局「行動する」以外に答えは無いのだ。
※次のページで、いきいきと働いている人は、どうやって今の仕事を見つけたのか?を学ぶ!
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