なかなかアポが取れない時は?
名刺をただ集めても駄目だ。活用してこそ、価値が出る。 |
よく考えてみてほしい。「連絡する」許可はもらったかもしれないが、「会う」許可まではもらっていない。先方には先輩訪問や会社訪問を受ける義務はないのだ。当然ながら、相手は社会人なので、普段は仕事をしている。君に会うということは人事やリクルーターでない限り、休憩時間や仕事が終わった後、君に会う時間をわざわざ作らなければならないのだ。よって、君は先輩のプライベートの時間を、少し「分けて頂く」ことをお願いすることになるのだ。
ではどうすればいいのか。答えは「うーん、忙しいけど、この学生には会ってあげよう」と先方に思ってもらうしかないのだ。よって、「しつこく」熱意をぶつけて、お願いするしかないのである。相手が会いたいと思うまで、努力をするしかないのだ。
例えば、メールではなく、電話でお願いしてみよう。不在だったらメモを置いてもらおう。メールでも「ただ今お電話したのですが・・・」という旨を送っておこう。場合によっては手紙も効果的だ(近場なら翌日に着く)。
相手も伝言メモが何枚か貯まれば、電話に出てくれるかもしれない。返事メールをくれるかもしれない。そしたら「5分で結構です」とお願いしてみよう。もちろん、時間も場所も相手に合わせるしかない。
そんな気概で、じっくり待てば、いつかはず会うことはできるはずだ(相手から嫌われない限り)。一回でもお会いできて、意気投合できたら、次からは会いやすくなるだろう。会ってどんどん相手の企業を理解しよう。同時に君自身も知ってもらえば良い。その回数が、君の内定率を限りなく100%へと近づけていくのだ。
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