大学生の就職活動/就職活動の準備

就職活動必須アイテム「名刺」 2

就職活動の失敗の多くは、ネットへの過度の依存が原因。だからこそ、名刺を使って、アナログの就職活動をしよう。名刺こそ、ネット主流の就職活動の中で、自らを埋没させず、自らを前に進めるスーパーアイテムだ。

執筆者:見舘 好隆

名刺には何を載せればいいのか?

名刺
名刺をただ集めても駄目だ。活用してこそ、価値が出る。
名刺の作り方のコツより続く!

次に、何を載せればいいかである。基本的には以下である。
  • 大学名および所属学部・学科・コース名
  • 研究室名
    未定の場合は無し。決まっているなら必ず載せること。特に大学院生は必須。理由は、その研究室つながりで人事や先輩を紹介してもらえるときがあるからだ。
  • 氏名
  • ふりがな
    必須。私のように難読の名前は無いと読めないが、例え簡単な名前であっても、載せるのがマナーだ。ひらがな・カタカナ・ローマ字のどれを選ぶかは自由であるが、通常ローマ字を選ぶことが多い。外国人対策だ。
  • 自宅の電話番号&携帯電話番号
    昔は自宅の電話が基本だった。今は携帯を持っていない学生は少ないし、一人暮らしの学生ならそもそも固定電話に加入していない場合もある。この名刺は就職活動用、つまり相手からの連絡をもらうためなので、両方あるなら両方載せるのが良いだろう。
  • メールアドレス
    必須だ。これを載せないと話にならない。ただし、携帯メールアドレスは載せないのが普通だ。
  • 住所
    昔は必ず載せていた。インターネットが無かったから、会社説明会の通知を送ってもらうために必要だったからだ。しかし今は、メールで済ます企業が多いので、無くて良いと思う。しかし、大学院生の場合は、研究室の住所を載せておく方が、研究活動上良いだろう。この辺りは、大学の事情によっても違うかもしれないので、先輩や就職課の職員、ゼミの教員に聞いてみよう。
  • 研究テーマや資格名など、自己PR関係
    まず、印刷が可能かを生協で相談してみよう。追加料金がかかるかもしれないが、名前の下などに印刷することは不可能ではないと思う。費用はかかるが裏面なら何でもできるだろう。しかし、その言葉が本当に自分の就職活動に有意か、良く考えてみよう。
    ※ちなみに、私の名刺には、名前の下に「米国CCE,Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー」と刷っている。


※次のページで、なかなかアポが取れない時は?どうするかを学ぼう!
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