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「文字・テープ起こし」を仕事として続ける方法(2ページ目)

文字起こしを始めたものの、仕事が継続せずに開店休業状態になってしまうケースが多々あります。長く仕事を継続するコツを廿さんにお聞きしました。

宮田 志保

執筆者:宮田 志保

テレワーク・在宅ワークガイド

グッズやサイトを使いこなそう

■持っていると便利なグッズ、役立つサイトを教えてください。

東プレのキーボード「Realforce」
打鍵感が柔らかく、長時間入力しても疲れにくいキーボードです。

エルゴレスト・アームサポート
高価なので買うときは一大決心でしたが、肩こり対策には最適です。

オリンパスのフットスイッチ
音声の再生・停止などが足で操作できるので、両手は入力に専念できます。DSS Playerというソフトと一緒に使います。

■自分で起こす量に限界が見えてきました。もっと仕事を請けたいのですが、良い方法はありますか?


まず、現在の仕事量で報酬金額が増えれば手っ取り早いですよね。発注者に報酬値上げを交渉するとか、もっと払ってくれる発注者に乗り換えるとか。でも、最近の経済情勢ではちょっと難しいかもしれません。

今よりたくさん受注して、グループワークでこなすという手もあります。ただ、グループメンバーが増えるほど、リーダーはチェックや事務作業に時間を取られるので、自分で起こさないと気が済まない人には向きません。
あとは、作業効率を上げて自分でこなせる量を増やすということでしょうか。

■作業効率を上げるというと、入力の速さということですか?

やみくもに指を速く動かすのは疲れて続きません。ミスタッチを減らすことと、単語登録などを駆使してタッチ数自体を減らす方が合理的だと思います。

私は、かな入力に比べタッチ数が1.5倍と言われるローマ字入力なので、ローマ字入力用の単語登録方法を研究中です。(参考:月刊在宅入力者 ロタン日本語変換システム「ATOK」 も、誤変換が少ないのと推測変換機能が便利なので愛用しています。

ヘッドホンを替えたら聞き取り効率がアップしたとか、深夜に仕事していた人が朝型に切り替えたら、頭が疲れてないのではかどるようになったなどのケースもあります。効率アップの工夫はいろいろあると思います。

貴重なお話、ありがとうございました!
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今回、廿さんにお話を伺い、日々スキルアップの積み重ねが大切ということを改めて感じました。慣れないうちは、なかなか報酬には結びつきにくいかもしれませんが、あきらめず挑戦する気持ちが大切ですね。

【関連リンク】
文字起こし技能テスト
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