コンサルタントで働く/コンサルタントの転職ノウハウ

コンサルならば転職が多くても大丈夫?

コンサルに行くなら、転職回数が多くても大丈夫?転職が多いといわれるコンサル業界での実情は?

執筆者:大石 哲之

コンサルティングならば転職が多くても大丈夫?

ジョブホッパーは受け入れられるのか?
ジョブホッパーは受け入れられるのか?
コンサルタントといえば「転職が多い職種」という感想をもたれている方が多いのではないでしょうか。そうだとしたら、コンサルタント転職の際に、過去の転職暦はどのくらい影響するのでしょうか?

今回はコンサルタント転職における「転職暦」についてお話します。

ジョブホッパーという概念

ジョブホッパーという言葉があります。ジョブホッパーとは、ひとつの会社への在籍期間が短く、一定周期で転職を繰り返す人のことを指します。具体的には2~3年サイクルで仕事を転々を変えていく人、または転職回数が4回も5回もある人を「ジョブホッパー」と表現することが多いです。

しかし、ジョブホッパーというは、決していい言葉ではありません。むしろNGワードに近いといえます。過去に私は多くのコンサルティング会社の採用担当者とお話してきました。それぞれの会社で求める人材像はもちろん聞きますが、同時に、「NG人材像」も聞くようにしています。

実は「NG人材像」を聞いたときに採用担当者が開口一番口を揃えるのが「ジョブホッパーはご遠慮ください」ということでした。

とにかくジョブホッパーは嫌われます。ジョブホッパーだと思われてしまうと、そこそこの経験を積んでいても、書類で落とされてしまうことが多くなります。

「コンサルティングは転職回数が多い人でも大丈夫」
「なぜならコンサルタントは転職が多い業種だから」

というのは神話にしかすぎません。コンサルタント業界でもジョブホッパーとみなされると、転職が難しくなります。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます