MRの転職/MR経験者の転職ノウハウ

MR経験者がライバルに差をつける志望動機の書き方 (3ページ目)

ライバルに差をつける志望動機を書くためには、「志望動機の納得性」と「志望動機の本気度」がポイントになります。MR経験者の場合は、再度の転職リスクを感じさせないために転職理由についても納得性のある説明が必要。MRとしての今後のキャリアプランに関連付けた転職理由と志望動機の説明が効果的です。

高橋 俊夫

執筆者:高橋 俊夫

MRの転職ガイド


応募先企業に対する志望動機の本気度の伝え方

志望動機の本気度を伝えるには、応募先企業の魅力や特長を十分調べておくことが重要

志望動機の本気度を伝えるには、応募先企業の魅力や特長を十分調べておくことが重要

入社したいという気持ちが強ければ、その会社のことを事前に十分調べて理解しているはずだと人事担当者は考えます。志望動機の強さをアピールするには、応募先企業の魅力や特長を十分理解していることを伝えるのが効果的です。

たとえば、志望動機として開発力の高さを挙げるのであれば、その根拠となる画期的な薬剤の名前や新薬の上市頻度の多さ、研究開発投資の具体的金額なども併せて記載します。

応募先企業のMRに知り合いがいたら、自分の会社のどんな点に魅力を感じているか聞いてみるのも参考になります。企業のWebサイトなどには記載されていない魅力を志望動機に記載できれば、熱心に企業研究をしていることを印象付けられます。

人材紹介会社経由で応募している場合は、担当のキャリアコンサルタントに応募先企業の魅力や特長を聞くのも参考になります。特に応募先企業が応募者に理解しておいてもらいたい自社の特長などに関しても、その企業への紹介実績の多い人材紹介会社は理解している場合が多いので、情報を得ることも役に立ちます。

既婚者は配偶者と一緒に志望動機のチェックを

人材紹介会社経由で応募している場合、志望動機も担当のキャリアコンサルタントがチェックしてくれますが、既婚者の方は必ず配偶者にも自分の書いた志望動機を見てもらいましょう。志望動機をチェックしてもらうことは、奥さんや旦那さんに自分の転職理由を改めて理解してもらう良い機会になります。また、逆に相手方が自分の転職に対してどう思っているのかを確認する機会にもなります。

成功する転職には、ご家族の理解を得ることが不可欠です。特にMRの場合は転勤も多く、転職と同時に引っ越すことになる場合も多く見られます。職場環境が変わるのは本人だけの問題ですが、引越しは家族全体の問題です。お子さんがいればなおさらです。せっかく内定したのに、最後にご家族の反対で内定を辞退するといったケースや、入社後の赴任地にご家族が馴染めず再度の転職を考えるといったケースも見られます。志望動機のチェックを通じて、家族共々幸せになれる転職を目指しましょう。
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