「受身で話を聞くだけじゃなく、もっと話題をつくっていれば恋人から “長い春の終わり”を告げられずに済んだのに」
そんな経験はありませんか?
「出会い」から「永遠の別れの瞬間」まで“コミュニケーション”は恋愛の最大のツールです。コミュニケーションこそが2人の愛をとりもってくれるもの。コミュニケーションを見直せば恋が変わってきます。
恋の始まりに効く! プラスαのコミュニケーション術
仕草や雰囲気で伝わることも少なくありませんが、自分が嫌われるか、関係が壊れるか、利己的になるのはNG。相手に対する愛情は惜しみなく持っておきましょう |
でもそうやって「傷つくことを極度に避ける」「相手と気まずくならないこと最優先」してしまうが故に、無数の恋のつぼみが毎日、毎日、今この瞬間も日本のどこかで何百個も何万個も消えています。まだ恋愛感情までに育っていない恋の原型を“恋の原始細胞”としましょう。まだたよりなく微小な 小さな感情の塊(かたまり)がきちんと育つには、コミュニケーションという養分が必要です。
恋の原始細胞の育て方
■自分の恋愛の癖を世間話テイストに相手に伝えておく恋愛のスタンス、いわゆるあなたの“恋の癖”について最初に相手に伝えておくと良いでしょう。
たとえば
「私って深夜に電話されるの全然OKなの! いつも2時くらいまで起きてるから」を言うだけで相手は深夜でも連絡ができるようになります。
「私、朝が早いから平日夜11時には寝てるんだよね」と伝えておけば相手も誤解しません。「レスが遅いなあ」「こんな時間にどこに出歩いてるんだ?」なんて濡れ衣も避けられます。
「仕事ですっごいハマると、もうそれに命がけになって友達にも家族にもレスが遅くなるの」を伝えておけば「連絡ないな。心変わりしたのかな?」と思われなくて済みます。
他にも「女友達(男友達)を大切にする」「会えなくても結構平気な人なの」「2人きりもいいけどみんなでワイワイするのが好き」なども伝えておくこと良いですね。無駄な不安を互いに与えないためのコミュニケ―ションです。
■交際直前モードでは、力を振り絞ろう!「おやすみメール」を打つべし
信頼関係ができる前に4日も5日も連絡し合わないのは危険。そのインターバルは、いとも簡単に生まれたばかりの恋を「遊びの恋」へとスピンアウトさせます |
交際直前モードや交際スタート直後で大切なことがあります。疲れて大変なときでもめんどくさがらずにメールを送るということ。たった15秒のアクションで「ああ。こんなギリギリな時にもメール送ってくれるぐらい彼(彼女)の心には私(僕)が存在しているんだ」と相手は認識してくれます。
この15秒が2人の今後の恋の運命を決めるのです。この小さな積み重ねが、安心できる相手。つまりは“長く付き合いたい相手”“結婚を意識したい相手”としてのポジションを盤石なものとしてゆきます。
■互いの繊細な気持ちの状態や、淡い好意伝達は相手に問いかけながら
恋のはじまりにはいろいろな「好き」の形がありますね。本当の恋の場合はただ「好き」と言う言葉だけでは表せられないカラフルな心が躍動します。そのカラフルな躍動を表現してみましょう。
「こんなふうな気持ちで私(僕)はあなたを好きになりはじめている」
これをしっかり伝えてください。いろいろな角度から、いろいろな表現で、心の声に耳を澄ましながら、相手に問いかけ、反応をしっかり受け止めながら。
英語では、「How are you?」「I'm fine thank you」会話をした後に、 必ず「and you?」(あなたはどお?)と聞き返します。忙しくても心のこもった会話はできるはず。自分の様子を聞かれて嬉しくない人はいませんよね。大切にしたい相手には、まずは「あなたはどう?」と言ってみることから始めましょう。これにより相手は、本当に好きになってくれていることを実感します。そして、あなたも自分の恋愛感情を成長させていくことができます。