仲人のプロに聞く！「お見合い」の新常識(2ページ目)

「お見合い」って、どんなふうに進むの？

個人的な恋愛の相談も親身になって答えてくれる仲人歴17年の志賀さんご夫妻

「まずはコチラにいらしていただいて、会の説明の後、希望の条件で該当するお相手の検索をします。そして、おめがねに叶った相手がいて、『会ってみたい』と思ったら入会の手続きをして、お見合いをしていただきます」とのこと。

もちろん、私も挑戦。お相手の希望条件を「身長165センチ以上」「職業不問」「年齢43歳まで」「大卒」「関東在住」に設定。早速、検索してもらったところ、会員の該当者数は210件！ 豊作です！

ちなみに、「お見合い」の現場では女子の年齢の常識も変わります。というのも、「女性は35歳でやっと旬。若くて、もっともモテる年齢」とのこと。ということは、三十路を過ぎた女子はクラブではオバちゃん扱いでも、「お見合い」では姫になれるんですねー。よしっ。

カタログ感覚で「良縁ニュース」をチェック！

これが噂の「良縁ニュース」。男性編と女性編に分かれて、それぞれ数冊ずつ、たっぷり閲覧できます！

次に、検索ではじき出された該当のお相手の詳細情報をチェックします！ 「お相手は、全国の会員の情報が掲載されている『良縁ニュース』という数冊にも渡るファイルから選ぶことができます」。というわけで、二三恵さんから実物を拝借。『良縁ニュース』には、顔写真とともに年齢や出身地をはじめ、収入や親と同居の有無などが記載されているんですねー。ふむふむ。

「不安定な世の中だからか、最近は公務員の男性の人気が高いようです。経済的なことを優先事項にあげる女性も多く、“高身長”よりも“高収入”の男性のほうが、今は引きになる条件ですね」というように、“安定した仕事を持ったお給料のいい人”が「お見合い」ではいちばん人気のようです。

驚いたのは、写真で見ても素敵っぽい男性とかわいらしい女性が多いこと、多いこと！ 今どきの「お見合い」というのは、売れ残った人がするものではないのね、と実感。「この前は、会社のお友達同士4人で入会をしてきた女の子たちがいたのよ」とは、二三恵さん。そんなにカジュアルな活用法も、「お見合い」にはあったのかー。