ポケモンBWのすれちがい通信と、携帯ゲーム機の未来

ポケモン達の図
さすがは、ポケモン。他のゲームのすれちがい通信とは、ひと味もふた味も違うようです。
2010年9月18日、ガイドは朝7時半頃に起床し、新宿に向かいました。なんの為か、いよいよ発売になったポケットモンスターブラック・ホワイト(以下ポケモンBW)を購入する為です。8時半には新宿のヨドバシカメラに到着し、さあ並ぼうと思ったら……行列がない!? えーっ!? と思ったら既に開店していて行列をさばいた後でした。今回は例年に比べて初回出荷がかなり多く、初週売上は約260万本。お店側も呼応して、かなり気合がはいっていた模様です。

早速ガイドも購入し、プレイをはじめました。今回は全てのポケモンが一新されたり、3対3のバトルができたりと、かなり大幅な変更が加えられています。どんな風に変わったのかとワクワクしながらプレイしているうちに、すれちがい通信の機能が開放されました。実は、ポケットモンスターシリーズ本編でのすれちがい通信はポケモンBWが初。しかもこのすれちがい通信、他のゲームとは全く別物になっています。そしてそれがなんとも楽しい。ニンテンドーDS(以下DS)ってこんなことができたのか、という驚きがあります。また、実に見事に時代を掴んでいると関心させられます。

というわけで、今回はたくさんあるポケモンBWの新システムの中から、すれちがい通信に絞って、その楽しさをご紹介し、そこから示唆される携帯ゲーム機の未来についても、少し考えてみたいと思います。

冒険しながらすれ違い通信が起こる

すれ違いログの図
上画面で冒険を進める間にも、下画面に次々とすれ違ったプレイヤーがあらわれてきます。
今までのゲームとポケモンBWのすれちがい通信の大きな違いは、冒険をしている最中にすれ違い通信が行えるという点です。これまではすれちがい通信を起動すると、通常のゲーム進行はストップし、すれちがい通信だけが行われていました。また、1度にすれ違いできる人数に制限がある場合も多く、例えばドラゴンクエスト9などでは、1度にすれちがい通信が行える人数は最大3人まででした。

ポケモンBWでは、今までと違い冒険中にそのまますれちがい通信を行うことができます。DS下画面のタッチパネルにCギアと呼ばれる通信システムが常に表示されていまして、これをタッチすることですれちがい通信のオンオフを切り替えることができます。

しかも、その状態のまま、3人という制限なく、どんどんすれ違いが行われ、すれ違いログというところに結果がたまります。ガイドは初日、新宿でソフトを購入し、用事があったのでそのまま秋葉原に行ったんですが、帰ってくる頃には36人ものプレイヤーとすれ違っていました。流石は、ポケモン、そして秋葉原、初日からこれです。これまでだったら、その間冒険は進行せず、また、3人集まる度にやり直さなければいけませんが、ポケモンBWは遊びながらドンドンすれ違いログがたまっていきます。

でも、今回のすれちがい通信の面白いところは、ここからなんです。