セルの有難味は感じるのか?
続いてはSDではあるものの、セル作品となる『Peeping Life -The Perfect Edition-』。東京ゲームショウで特別版が配布されたことでも有名な作品だ。全体的に脱力系の笑いが散りばめられた、1話5分のショートムービーが10話で一つのパッケージとなる。
ちなみに奇数話の5話セット、偶数話の5話セットもそれぞれ300円でレンタル可能となっている。セルは全話セットの1,200円。DVDが1,575円で販売されていることを考えると、やはり高い。というかアマゾンで買えば1,260円だ。PSSで購入する必要性をまったく感じられない。
画像はSDで高画質感は特に無いが、PS3はダウンロードした動画にもアップコンバートをかけてくれる。だからコレも少しは高画質になっているのだろう。
全話セットで感じた一番の不満は、各話ごと用意されたOP、EDを飛ばせないことだ。チャプターが切られていないので、手動で飛ばす必要がある。せっかちにはちょっと我慢出来ない。
また、DVDで発売されている同作品はそれぞれロングバージョンが収録されているが、なんとPSNのバージョンはロングバージョンではない。コレにはびっくりした。
なんといっても発売されているDVDが1,575円の作品である。アマゾンなら1,260円である。
1,200円のダウンロード版が圧倒的に見劣りするというのはちょっと考えられない。内容的にはオススメできるが、PSSを使うメリットはまったく無い。