テクノポップ/アーティストインタヴュー

applehead~それはチワワの名前です

フサフサ星からやってきたmayutanが地球で出会った親切なおじさん二人(candyさん+fredyさん)とコンビニで出会って結成したappleheadの三人の登場いただきました!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

テクノファミリー


ガイド:
appleheadの皆さん、お久しぶりです。2006年8月にテクノポップ・コンピレーション『萌えテクノぽっぷぅ』のリリース記念の一環として、mayutanに代表としてインタヴューさせていただきました。今回のインタヴューは、前回登場して頂いたrisuちゃん(risuちゃんはテクマ!さんの紹介)の紹介で、メンバーのcandyさんはrisuちゃんのライヴサポートをされているという事ですが、どのようなご縁で?

T4Pより『萌えテクノぽっぷぅ』

candy:
candy (photo by monchi)
テクマ!さんと知り合ってから、わたしが彼のライヴサポートをしたり、appleheadと一緒にイベントに参加したりするようになって、その流れでrisuさんもご紹介戴きました。みんな「テクノファミリー」みたいな感じです。

ガイド:
テクノファミリー、いい響きですね。メンバー紹介も兼ねて、それぞれのメンバーの方に影響を受けたレコードを紹介して頂けないでしょうか?

candy:
電気ドラム、作曲、舞台担当のcandyです。わたしとfredyくんはアラフォーなのでリアルに「レコード」から影響受けました。そうですね、あえてあげるならわたしは映画『STAR WARSのテーマ』(本命盤・ミーコ)のシングルとYMOの『パブリック・プレッシャー/公的抑圧』でしょうか。もともとテレビっ子でしたので買うレコードといえば『まんが大行進』(アニメ主題歌集)とか『太陽にほえろ!』とかデヴィッド・ソウルの『スタスキー&ハッチ』EDとかばかりだったのですが、音楽を意識して買ったのは上のレコードが最初だったと思います。
『STAR WARS』のテーマは映画が大ヒットしたのにラジオのディスコ・チャートから劇場で聴いたのとは違うアレンジのが流れてきたのでものすごく興味を持って。アレンジを確かめるために買いました。『パブリック・プレッシャー/公的抑圧』はライヴ盤だったので。その頃すっかりテクノやシンセサイザーに入れ込んでいたので、あの音楽をライヴで実演するのにどうやっているんだろうと興味を持ちました。

ガイド:
なるほど。YMOチルドレンですね。

fredy:
fredy(photo by Hizumi)
G、作曲担当のfredyです。クイーンの『ジャズ』、ジャパンの『ブリキの太鼓』、山下達郎の『FOR YOU』、ムーンライダーズの『青空百景』、プリンスの『パレード』。真面目に答えるとこんな感じかな。影響というより、とにかくよく聴いたものですね。

ガイド:
僕も『青空百景』は聴きこみました!

mayutan:
mayutan (photo by candy)
うたと着ぐるみ担当のmayutanです。青春時代に影響を受けたのは戸川純ちゃん、有頂天、P-MODEL、DEVOだと思います。appleheadは「大人の青春バンド」なので、3人とも青春時代に影響を受けた音楽をこのバンドに反映させているんです。ちなみに私は今は、ジョン・フェイヒィとロバート・フリップしか聴かないのでバンドには全く反映されてません!!
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