全国有数の人口増加地域「三田」
ファミリー世代にとって、ニュータウンは魅力的な街。緑あふれる環境は、子育てにもぴったり。 |
これらのニュータウンには、マンションや一戸建てが立ち並んでいます。公園や緑地、道路も広くとられており、ゆとりある街づくりがすすめられていることがわかります。 特に一戸建てエリアは、一区画も大きく邸宅と呼ぶにふさわしい家も多くありますよ。 「ワシントン村」と呼ばれる地域では、アメリカの郊外住宅地をモデルにしたエリアで、電柱がないすっきりとした街並みです。また、それぞれの家は、門柱やフェンスがないオープンガーデンになっており、ゆったりとした芝生の庭を見ると、日本の住宅地ではないような景観です。
また、三田駅からは、「神戸電鉄」に乗り換えることができ、この沿線にも、神戸市北区などのニュータウンが点在しており、こちらから三田駅経由で福知山線を利用している人も多いです。このように、三田周辺のニュータウンは、たくさんあり、急激に人口が増えたエリアですね。
西宮名塩ニュータウンの玄関口「西宮名塩」
「西宮名塩ニュータウン」の開発と同時に作られたのが「西宮名塩」駅。この駅は、ニュータウンの真ん中に位置し、交通の要になっています。このエリアは、山の中に整然とした街並みが見えます。中でも特に目をひくのが、駅前から丘に向かう道に作られた「斜行エレベータ」。近くを走る「中国自動車道」からも、とてもよく見え、このニュータウンのシンボルにもなっています。このような施設があれば、上りの坂道も苦になりませんね。また、このニュータウンは公園や緑地が多いことでも有名です。公団の住宅市街地開発の場合、公園・緑地の割合は全体の5%程度ですが、このエリアは全体の25%とか。いかに緑が多いかが想像できます。ニュータウンだからこそ出来たこれらの施設。街全体の財産ですね。
昔からのお屋敷もある「宝塚」
「宝塚」は、古くからの温泉地や歌劇などで有名です。駅前は、阪急百貨店や商業施設などがありますが、その周辺は閑静な住宅街となっています。比較的ゆったりとしたお家が多いのが特徴。また、温泉保養地として栄えたエリアには、保養所跡にマンション建設が次々にされています。閉園した「宝塚ファミリーランド」の跡地にも、商業施設やマンションが建築予定。これからの動向が気になるエリアでもあります。次のページでは、宝塚より南の沿線の住宅環境をご紹介しましょう。