電子レンジ・オーブンレンジ/オーブンレンジお試しレポート

三菱電機 オーブンレンジ ZITANG RG-FS1(3ページ目)

短時間でおいしく加熱できる、レンジグリルのリレー加熱が特長。一方、過熱水蒸気は非搭載、オーブンも一段のコンパクト仕様。しかし、たまにしか使わない機能が充実しているより、良く利用するレンジや、予熱なしで使えるオーブン、オーブン直後にもレンジが使えるなど、日々の使い勝手が第一優先という人も多いはず。シンプルなオーブンレンジが欲しい人におすすめ。

執筆者:戸井田 園子

よく使う機能を見極め、使いやすさを実現

らせん状にマイクロ波を放射する「3Dウェーブ加熱」で、加熱ムラを軽減

らせん状にマイクロ波を放射する「3Dウェーブ加熱」で、加熱ムラを軽減

マイクロ波のアンテナを高性能なものにし、あたためムラを軽減したり、庫内ヒーターを3面にすることで立ち上がりが早く、予熱なしでもオーブンが使えるなど、基本性能はしっかりと設計。また、庫内を狭くしたことも加熱時間の短縮に貢献しています。シンプルで使いやすく高評価。

 

コンパクトなのでお手入れ面積が少なくて楽

コンパクトな庫内は表面積が少なく、フラットな仕上げで、汚れても簡単に拭き掃除ができる

コンパクトな庫内は表面積が少なく、フラットな仕上げで、汚れても簡単に拭き掃除ができる

庫内の汚れは、フラットな仕上げなので簡単に拭き取れます。庫内の臭いは、脱臭コーティングがしてあるので、脱臭モードを使えばOK。オーブン皿となるセラミックの角皿も食器感覚で洗えるので便利。コンパクトなので、お手入れする面積も少なくてキレイが維持しやすい。

 

トレンドに縛られない独自の発想が魅力

「レンジ→グリル」ボタンを独立して設定し、今までにない新しい使い方を提案している

「レンジ→グリル」ボタンを独立して設定し、今までにない新しい使い方を提案している

オーブンレンジには当然搭載されているマイクロ波とグリルですが、リレーモードを標準装備しようという発想が個性的。また、過熱水蒸気や大容量などのトレンドに逆行し、機能を絞って使いやすさを極めようとする姿勢にも好感が持てます。炊飯器に続いてトレンドを牽引するか!?

 

新しい何かを感じさせてくれるデザイン力

レンジグリルと蒸気レス炊飯器を並べると、統一感のあるキッチンになってイイ感じ!

レンジグリルと蒸気レス炊飯器を並べると、統一感のあるキッチンになってイイ感じ!

スクエア型の炊飯器・蒸気レスでも見せたデザイン力は健在。オーブンレンジとしては横に長い印象のボディや、ポータブルオーディオのような操作パネルと、見た目にも新しさを感じます。炊飯器と並べると統一感があるのですが、高さが揃わなかったのが残念! 今後のトータルデザインに期待。

 

レンジ利用率が高いなら買って損は無い1台

大容量で二段オーブンができないことはさぼど気にならないですが、過熱水蒸気がなくてこの価格は若干高いと感じるかもしれません。しかし、加熱水蒸気がなくても困ることはさほどないはず。レンジ利用率が圧倒的に高いという人なら、買って損は無い1台です。


【関連リンク】
三菱電機 オーブンレンジ ZITANG RG-FS1

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