自動車保険/自動車保険の見直し方

自動車保険料を抑えるコツ(2ページ目)

自動車保険はできるだけ安く抑えたいもの。でもむやみに補償内容を減らすと、事故の時に十分な補償が得られないことも。そこで一定水準の補償を残したまま、保険料を抑えるコツをご紹介します。

西村 有樹

執筆者:西村 有樹

自動車・バイク保険ガイド

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車両保険は保険料ダウンにとっても効果的!

車両の経過年数に注意

7年以上経過すれば、車両保険でかけられる金額もだいぶ減ってしまいます。愛車は大事ですが、年数が経過した車なら車両保険の見直しを。

新車のうちは必須といえる車両保険ですが、年数が経過してしまえば補償される金額も目減りします。経過年数によっては車両保険を外し、事故の際は自腹で補償した方が良い場合もあります。

「一般車両保険」  ~保険料は高い
車同士の事故、単独事故、盗難、自然災害など幅広く補償します。さらに上級タイプの車両保険を用意している保険会社もありますが、保険料はもっと高くなります。

「エコノミー+A」   ~保険料は安い
一般車両保険から、単独事故と当て逃げなどが補償されないタイプです。コストはかなり抑えられます。

「車両保険なし」  ~車両保険料はゼロ
自分の車両の補償は一切なくなります。ただし相手がいる事故の場合、過失割合に応じて相手から賠償されます。例えば100万円の損害で、過失割合50:50なら、相手から50万円は支払われます。ですが過失相殺などがあるため、すんなり数字通りいくことはまれです。なお単独事故、盗難などでは補償は一切出ません。

保険会社オリジナルの割引制度を活用する

保険会社によっては自社オリジナルの制度を導入して、保険料を安く抑える会社もあります。それらの会社で見積りを取ることも保険料を安く抑えるコツとなります。

「年齢条件」  ~35才以上補償
年齢条件は最高で30才以上補償とする保険会社が一般的ですが、35才以上補償とする会社も。35才以上なら試す価値があります。

「等級」  ~22等級制度
等級は最高20等級ですが22等級まで設けている会社も。22等級以上なら万一の事故で保険を使っても割引率の減り方がゆるやかになります。

「優良ドライバー割引」  ~長期優良割引
前年度20等級で過去1年間事故のないドライバーが継続すると保険料を割安にしてくれる会社があります。割引の名称は会社により異なります。

いかがでしょうか? 補償内容を変えなくても、ちょっとしたコツで保険料を安くすることが可能です。ご自分にも当てはまるという方はぜひお試しください!
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