自動車保険/自動車保険の見直し方

自動車保険料を抑えるコツ

自動車保険はできるだけ安く抑えたいもの。でもむやみに補償内容を減らすと、事故の時に十分な補償が得られないことも。そこで一定水準の補償を残したまま、保険料を抑えるコツをご紹介します。

西村 有樹

執筆者:西村 有樹

自動車・バイク保険ガイド

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自動車保険は「年齢が若い」「等級が小さい」という場合、かなり割高になってしまいます。とは言え、支払いが大変だからと保険をやめるわけにもいきません。そこでちょっとしたコツで保険料を抑えてみましょう。

見直しをするにしても
この保険金額は変えてはいけません!

保険金額にご注意

保険料にばかり気をとられて、保険金額を変えてしまうと万一の際に保険金が不足する事態に!

保険料を抑えたい場合、誰しも「保険金額を下げてしまえばいいのでは?」と考えます。実際に変えた場合ですが、例えば「対人賠償:無制限」を「1億円」にした場合、数百円~1千円程度しか安くなりません。リスクを考えても、まず対人賠償は絶対に無制限にすることをおすすめします(ネットの一括見積もりや保険会社によっては無制限以外の選択ができない場合もあります)。同じく「対人賠償:無制限」を「1千万円」にしても数百円~1千円程度の違いです。対人、対物や搭乗者傷害といった保険は自動車保険では最も重要で、保険料にも差が出ないので十分な保険金額に設定しておきましょう。

運転する人を限定すると保険料に差が出ます

友人・知人も運転する、家族だけが運転する、家族のなかで自分だけが運転する……いくつかのケースによって運転者の限定条件が変わります。積極的に運転手を限定するのがコツです。

「運転者限定ナシ」 ~保険料は最も高い
本人、家族はもちろん、友人や知人などの他人が運転しても補償されます。

「家族限定アリ」 ~保険料は安くなる
契約者と配偶者の同居の家族、別居の未婚の子供が運転できます。ただし2010年10月からの改定で家族限定の範囲が同居の家族だけになる保険会社もありますので、ご注意ください。

「本人・夫婦限定アリ」 ~保険料はかなり安くなる
特に家族が大勢同居しているが、運転するのは自分(夫婦)だけ、といった場合に効果的です。

運転できる人を限定することで、保険料はかなり変わってきます。ただし限定後は限定外の人が運転した場合、一切補償されないので、くれぐれもご注意ください。

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