2/2 災害に強い街vol.1 水害から身を守るために [住みたい街関西] All About

洪水予報情報もネットで

普段は穏やかな川でも一転して災害の元となることも。災害を予想することが大切。

数ある災害の中でも、台風や浸水、洪水などの被害は事前に予想できるものですね。いきなりやってくる地震などとは違い、事前に準備をしたり被害を予想することが可能です。雨量や水位などのリアルな情報をチェックすることができます。是非、日常からこれらの情報にアクセスしておきたいものです。いざという時、役立つこと間違いなしですよ。

【洪水予報情報】
・大阪府洪水予報情報
・大阪府　土木テレメータ観測情報(地域別)　雨量状況・水位／潮位警報状況
・京都府河川防災情報
・京都府　鴨川・高野川の洪水予報情報
・滋賀県防災ホームページ
・兵庫県　川の防災情報
・奈良県砂防河川雨量情報

いざという時、慌てないために

最後に各自治体から出されている「洪水ハザードマップ」をご紹介しましょう。洪水ハザードマップとは、前のページで紹介した浸水予想や水深を地図にわかりやすくまとめたものです。また、避難場所や経路なども記載されており、洪水に関する地域の情報が全てまとまっています。このハザードマップがあれば、いざというときも安心ですね。各家庭に配布されている自治体が多いので、是非チェックしてみてください。

枚方市のハザードマップ。浸水予想とともに避難経路などもわかりやすく表示されている。

中でも枚方市のハザードマップは見やすく便利なものです。避難圏のエリアを色付きでわかりやすく表示するとともに、避難方向が大きな矢印で記載されています。また、予想される浸水の深さとともに、2階建ての一戸建てがどこまで浸水するかといったイメージが表示されています。このような地図があると、いざという時に、どの方向に避難すればいいのかがわかりやすいですね。

また、これから住まいを探す人は、是非このハザードマップをチェックしましょう。市役所などに行けば、閲覧することができますよ。また、洪水だけではなく、土砂災害、津波、高潮などのハザードマップもありますよ。活断層マップなどがあるところも。是非、これらの情報を入手して、エリアの危険度を見ておきましょう。少しでも安心して暮らせるエリアを選びたいものですね。

【ハザードマップ】
・枚方市
・茨木市
・京田辺市
・尼崎市
・明石市

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