広告の基本はキャッチコピーとボディーコピーです
広告をみるとき、最初に目が行くポイントは、キャッチコピー(見出し)といわれています。キャッチコピーとは、「新築 賃貸入居者募集」などに代表される、閲覧者の注目を引くための見出しです。次にボディーコピーとは、キャッチコピーで興味をもった閲覧者に対し、簡潔でその物件の最大のセールスポイントを、わかりやすい表現で、箇条書きに伝えるフレーズです。
例えば「全戸南向き3LDK中心の明るいお部屋」、「時代を考えたオール電化システム」などです。
以上の手順で、キャッチコピーで閲覧者の興味を引き、ボディーコピーで引きずり込み、結果、広告のすべてを読んでもらえるように構成するのが良い構成です。
例えば、「駅徒歩5分の1ルームマンション」を、「都心に通勤している独り暮らしの会社員」をターゲットとして、広告募集をかけたと想定します。
キャッチコピーで考えてみましょう。
「賃貸入居者募集中」という様なありふれたフレーズを、「サラリーマンの通勤に楽々な駅前ワンルームマンション」といったように、閲覧者の興味を引くキーワードを盛り込んだキャッチコピーに変えていくのです。
なので、それに続くボディーコピーでは、ただ「駅徒歩5分」ではなく、「駅徒歩5分、走れば3分の便利さ」など、より駅からのアクセスの良さをうったえるような豊かな表現を盛り込んでいきます。
この様に閲覧者が、「是非内見してみたい」と思わせるようなフレーズで構成している広告にすることができれば、注目度があがり、内覧希望者を増やし、入居率向上につなげられるのです。
以上の方法で、広告を一通り作り終えたら、最後にあなた自身でながめて「是非内見したい」と思えるのであれば合格です。
しかし、「パソコンも使えない私には絶対無理だよ。」そう考える方が必ずいます。一般的に広告の作成は、特別な技術が必要と思われがちですが、決してそうではありません。パソコンがなくても反応が良い広告をつくることは出来るのです。
むしろ手書きの方が、反応率が高いこともあります。
もっとも簡単なやり方として、あなたが取引している不動産業者がいるのであれば、まず通常の募集広告をつくってもらいましょう。これに手書きで、あなた自身で考えたキャッチコピーや、ボディーコピーを記入し、再度、校正してもらえば良いのです。
以前、私が募集広告を作ってもらうために書いた下書きを文末にご紹介しますのでご覧ください。私も、ここでご紹介した方法にて、募集図面を作っています。
ご紹介した要領で、キャッチコピー・ボディーコピーの部分を追記または、変更をするだけで大きく反応率は違ってきます。まずは、小さな一歩から始めてみることが大切です。