ダウンライトで空間をデザインするリフォーム
最近は大きなワンルームのLDKなど、ひろびろとした間取りが人気ですが、ただ広いだけではのっぺりと平坦な印象になってしまいがちです。そんな時は、照明器具を上手に使うリフォームで、空間に変化をつけてみましょう。カーブを描くダウンライトの軌跡が、単調になりがちな空間に変化をつけている(三菱地所ホーム)
上はキッチン空間の一角にある家事スペースの様子です。なだらかなカーブを描いた天井のダウンライトが、キッチンから家事スペースへと緩やかにつないでいます。ワンルームの一角に作られただけの家事スペースですが、ダウンライトのおかげで印象が大きく変わっています。
このようにダウンライトは照明器具自体がシンプルな形をしていますので、配置の仕方で空間をデザインすることができます。リフォームの際は、何個かまとめて取り付ける、リズム感のある取り付け方をするなど、取り付け方の工夫をしてみましょう。
照明テクニックで部屋を広く明るく見せるリフォーム
よくある部屋の中心に大きな照明器具を1つ取り付ける照明プランは、部屋の隅が薄暗くなるので、部屋がひとまわり狭く感じられ、影が単調なので部屋全体が平坦な印象になります。そこで壁紙を張替える時に、一緒に照明リフォームにもチャンレジしてみましょう。取り付け位置を移動したり、数を増やしたりするのも、内装リフォームと一緒にやれば効率よく、仕上がりもキレイです。壁際の天井にダウンライトを埋め込み壁面をライトアップしているモデルハウス(三菱地所ホーム)
上の写真は、壁際の天井にダウンライトを埋め込み壁面をライトアップしているモデルハウスの様子です。壁面を明るく照らすことで、部屋全体が広く明るく感じられるようになっています。LEDのダウンライトを使えば、省エネに多灯な暮らしを楽しむことができます。
ソファーの後ろに組み込まれた照明器具で壁面をライトアップ(三菱地所ホーム)
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