【1】 健康で安全な住まいにリフォーム 「健康建材」
キッチンバックにも使える高機能珪藻土タイル。吸放湿機能と匂いの吸着だけでなく、オイルミストも吸着し、内部へ取り込むので表面はいつもサラサラ。(くらしEタイル/サメジマ) |
「健康建材」 とは、部屋内の湿度の調節や匂いの吸着、有害物質を発生させないなど、部屋を健康的に快適に保つための様々な機能を持った建材です。
6畳の部屋なら、床が約10m2に対し、壁は約25m2もあるわけですから、壁を何で仕上げるかで部屋の環境は大きく変わり、シックハウスの問題、健康志向の高まり、そして環境問題なども人気の要因となっています。
「健康建材」 は、漆喰や珪藻土などの天然素材、機能を付加したタイルやビニールクロスなど様々な種類があり、使う場所も玄関ホール・リビングダイニング・寝室・子供部屋・洗面所・浴室など多岐に渡っています。
数年前からリフォームに取り入れたいという希望が増えており、デザインだけではない機能に着目した壁材選びは、今やリフォームの必須ポイントとも言えるでしょう。
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【2】 ローコスト&エコな住まいにリフォーム 「断熱サッシ」
エコガラスとは「住宅性能表示制度」の温熱環境性能で最高位の評価を得られるガラスで、旭硝子(株)・日本板硝子(株)・セントラル硝子(株)の3社が製造するLow-E複層ガラスの共通呼称。東京都の一戸建てなら冷暖房費用が年間5万円程度節約できる(板硝子協会試算) |
普通ガラスでは、壁の中にいくら断熱材を入れ冷暖房しても、窓から冷気や暖気が逃げてしまう割合が多く、大きなランニングコストが掛かってしまいます。
そして窓の大きな明るい家が好まれるようになった昨今では、新築住宅は2枚もしくは3枚ガラスの断熱サッシを使うのが当たり前の時代になってきました。
しかしリフォームの場合には、窓の交換リフォームは、出窓にするなどの見た目の大きな変化が無いと、なかなか踏み切る人も少なく、後回しにされてきた部分もありました。
しかし、窓の断熱性能を上げることで得られるメリットがいかに大きいかという情報が広まるにつれ、最近ではサッシを断熱サッシへ交換するリフォームや、ガラスを断熱性能の高いガラスに交換するリフォームを行う人が増えてきました。
もちろんガラスをエコガラスのような断熱ガラスに交換するだけでも大きな省エネ効果はありますが、枠の部分も重要ですので窓全体を交換するほうが効果は高くなります。
これから 「断熱サッシ」 は、ローコスト、エコのキーワードと共に、リフォームになくてはならない必須ポイントとなっていくでしょう。
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では次のページで、最後の 「三種の神器」 のご紹介!・ クリーンで暖かな住まいにリフォームする神器
・ 注目のリフォームは、強い地震に耐えるためのリフォーム です。