住宅リフォーム/リフォームのトラブル・失敗

リフォームの失敗パターン、その追加を我慢できない(2ページ目)

リフォームしたせいで古い部分が悪目立ち?上手に計画しないと、どんどん自分で追加したくなって、大幅に予算オーバー!というケースも少なくないのです。よくある追加の失敗パターンを、実際の事例と共にご紹介します。

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド


リフォームでは新旧の融合を考えることが完成度を上げるコツ

異素材の組み合わせをした壁面

同じような素材で新しいモノと古いモノをつなぎ合わせると、汚れが悪目立ちする。全く違うもの同士のほうが、新旧の差は気にならない。

リフォームは新築と違い、部分的に新しくなるので、新旧の境目が生まれます。新しい部分と古い部分がただ隣り合わせになってるだけのプランでは、古い部分の汚れが悪目立ちして、前より気になるようになってしまうことも。

リフォームの場合は、新旧の融合を考えることが、全体の完成度を上げる大切なポイントです。思い切って色や材質を変え、デザインのアクセントとして楽しむのもオススメです。

 

工事の順番が行ったり来たりする追加は無駄な費用が掛かる

工事の順番を把握しておくのも、無駄な追加を防ぐポイントです。解体工事→大工さん・配線や配管→塗装屋さん→壁紙の仕上げ→照明の取り付け、という基本の順番が行ったり来たりするような追加をすると、費用がかさむことを知っておきましょう。

無駄な追加を防ぎ、リフォームの完成度を上げる3か条

  1. 古い部分と新しい部分の融合を考える
  2. 違う色や素材を組み合わせる、異素材で区切るなどの工夫をする
  3. 追加で出やすい工事を事前に確認、工事の順が来る前に追加を決断する

下記に後になって追加として要望が多い事例をリストアップしておきましたので、参考にしてみて下さい。 また壁紙クロス張替えリフォームでの後悔ワースト3の第1位が、このリフォームならではの特性によるものです。特に白いクロスを選ぶと陥りやすい失敗を、下記でご紹介していますので、あわせてご覧下さい。 【関連記事】
効率よくまとめる4つの方法~リフォームの現場から
その都度損する!継ぎ足しリフォーム失敗事例


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