終の棲家を作るリフォーム
その家の大きさは本当に必要ですか?
子育ての時期など家族の人数が多ければ、それだけ大きな家が必要です。しかし、子供が独立して2人で暮らす家に、それだけの部屋数と大きさが必要でしょうか。部屋が多く、家が大きければ、それだけ掃除やメンテナンスに手間もお金も掛かります。防犯面でも不安が大きいことでしょう。
これらのことを考え、老後は暮らしやすさを求めてマンションに住み替えるという方も増えています。一戸建ての場合も、この体力面 ・ 経済面 ・ 防犯面をしっかり考えた住まいにリフォームする必要があり、そのためにはメンテナンスが楽な建材を選ぶのはもとより、増築の反対の 「減築」 を行なうことも、暮らしやすい老後の家作りには必要なケースもあるのです。
お正月や夏休みは子供達みんなが集まって楽しめるような大型のダイニングテーブル
紅褐色の無垢材は年を経るごとに味わい深く変化する(I-STYLERSダイニングテーブル)
しかし、だからと言って、ただ家を小さくすればいいというわけでもありません。普段は2人暮らしでも、時々は子供達や友人達が遊びに来て大人数になるというケースもあります。
そんな時は、広めのダイニングに大型のテーブルを置いておけば、普段は趣味の作業スペースとして、人が集まった時は大勢でゆったりと過ごす楽しい空間として、フレキシブルに使うことができます。
1つの部屋を2つの目的で使うことができたら、その分部屋数も少なくて済みます。「ダイニングは広くしたい」 と希望する人が多いのも、そのあたりのことを視野にいれてのことでしょう。「普段はコンパクト」、でも 「時々は大勢で楽しむ広々とした空間を持つ」 というような、2WAYに暮らすリフォームプランを考えていくといいでしょう。
下記では充実した毎日を生み出すリビングを作るリフォームのアイディアをご紹介していますので、是非ご覧になってみて下さい。
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「その設備は今すぐ本当に必要ですか?」 です。
>>> 終の棲家を作るためのリフォームのポイント |
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