床座リビングのリフォーム
椅子座とはここが大きく違う!
和室を見ると、様々なモノの位置が低いことに気付きます。例えば花瓶などの飾り物は、洋室では床から70cm程度の飾り棚に置かれることが多いのですが、床座の場合それでは高すぎて見えません。
椅子座と床座では、このくつろいだ時の視線の高さが大きく違います。それを考えずに今までソファーで暮らしていた部屋をいきなり床座に変えても、この高さの違いで、落ち着かない部屋になってしまうのです。
座った時に落ち着くためには、家具やニッチを低めに抑えるのがポイント
掘座卓は冬はコタツ、夏はテーブルとして使える (堀座卓/パナソニック電工)
そこで居心地のいい床座の空間作りのために、まずは窓の高さをチェック! 特に出窓は高すぎると座った時に壁しか見えなくなりますので、床から30cm~40cmの高さに取り付けるとちょうどいい感じになります。
また背の高い家具は圧迫感を与えますので低めを選び、観葉植物は幹ばかり見えないよう下のほうに葉が多いタイプを選ぶといいでしょう。
そしてリビングならではの注意点はテレビの高さです。テレビ台に乗せると背が高くなりすぎて、首が疲れてしまいますので床置きがオススメ。また床座はコード類が目に入りやすいので、コードが這い回らないようコンセントのリフォーム計画をシッカリ立てておきましょう。
下記では、テレビ周りをすっきりリフォームするコツ、ステキな和室の実例をご紹介していますので参考にしてみて下さい。
■地デジ化がチャンス! 今しか無いテレビすっきりリフォーム計画
■モダンな和室のご紹介! モデルハウスに学ぶ新感覚の和室リフォーム技
次のページでも、床座のルールを押さえたリビングのリフォーム、
「床座ならではの楽しみとは?」 です。
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