オール電化へのリフォーム
リフォームでの問題点とデメリット! 成功のコツ
エコキュートは、エアコンの室外機ほどの 「ヒートポンプユニット」 と、冷蔵庫ほどの 「貯湯タンク」 の2つを使いますので、まずは敷地の中にこの2つを置くスペースを確保できるか確認する必要があります。
そしてこの機器は定価で約70万円 (4人家族の場合)、ガス給湯器 (24号) なら約35万円です。更にガス管撤去などプラスの工事額が大きい場合や、プロパンガス使用で設備機器が無料貸与されている場合などは、その差が更に大きくなりますので、それだけのリフォーム費用の準備が必要です。
その後、この費用の差を 「安くなった電気代」 で埋めていくわけですが、まずは 「リフォーム費用総額」 と 「10年間のランニングコスト」 を試算、どの程度埋められるのか、設備投資として妥当な額かを判断しましょう。
エコキュートのヒートポンプと薄型貯湯タンクの設置イメージ
床暖房や浴室乾燥機が使える多機能タイプもある(パナソニック電工)
そして古い家の問題といえば冷暖房です。断熱性能が低いままでは光熱費の節約は望めません。オール電化に限らず、冷暖房は断熱性能をアップするリフォームを一緒に行ってこそ満足のいく機能が引き出せます。
特に床暖房と浴室乾燥機は、ガスのほうがパワーがあるケースも多く、断熱性能の低い家では不満の種になりがちです。きちんと機能が発揮できるよう初期設置費用(断熱工事を含む) ・ ランニングコスト ・ 暖房効果の3つのバランスをよく考えて計画するようにしましょう。
そして貯湯式ならではの 「湯切れの不安」 ですが、湯切れ防止設定をきちんとしておけば、それほど心配は要らないようです。また定期的にタンクのメンテナンスが必要ですので、その分の費用も確認しておきましょう。
オール電化へのリフォームは、水周りや暖房だけでなく、コンセントやスイッチの位置や数の変更をしたり、LEDを使った照明プランにするなど、家中の電気設備を見直すチャンスでもあります。料金プランもいろいろありますので、よりお得で快適な暮らしになるような計画を立ててみて下さい。
下記にエコキュートで貰える補助金やお得なリフォーム方法、床暖房の選び方をご紹介していますので、是非ご一緒にご覧下さい。
■リフォームでお金が貰える? 不況だからお得! 安くリフォームする方法はこちら
■ガスがいい? それとも電気? リフォームで床暖房って本当に暖かくなるの?
>>> リフォームでオール電化って本当に良いの? |
- P4 -
リフォームの様々なアイディア、商品、成功例の紹介ページ■-INDEX- リフォームのアイディア集へ
モデルハウスからリフォームに使える技をピックアップ!
■-INDEX- モデルハウスに学ぶリフォーム術集へ
業者の選び方からプランの立て方まで失敗しないリフォームのコツ
■-INDEX- 成功するリフォームのコツ集へ
起きやすいトラブルは事前にチェック! リフォームの意外な失敗集
■-INDEX- こんなにある! リフォーム失敗例へ
「洗面所リフォームの3セオリー」など人気のリフォーム3ステップシリーズ
■-INDEX- リフォームを3ステップで極める!へ
ステキなDIYリフォームをしている方々の実例紹介ページ
■-INDEX- ステキ!DIYリフォーム集 へ