ロフトは断熱・採光・通風に配慮する
吹き抜けに面したロフトは明かりが差し込み開放的に |
遊び場としても使えるよう、採光と通風にも配慮が必要です。理想は、ロフト空間が吹き抜けとつながるようなプランニング。吹き抜けを介して居間や食堂とつながっていれば、間接的であっても明るくて風が通る場所になります。さらにはロフトからの視界が広がるので、気分的にもゆったりとさせることができます。
ロフトを部屋と直結させる
子ども部屋と吹抜けを設けたロフトのプランニング例。リビング側にも子ども部屋側にも開放的な明るい空間 |
そこで、ロフト空間は子ども部屋に直結してプランニングし、備え付けの梯子段を設けて気軽にロフトを使えるようにしておきましょう。ロフトには造り付け収納を設けずに市販の小さな棚を置くくらいにとどめると、狭い場所だけに子ども自身が使いにくさに気付きます。それによって、雑な使い方をしないよう自然と歯止めが掛かるはずです。
こうした居心地の良いロフトをつくれば、子どもが喜ぶばかりか片づける習慣が身に付くという、親にも嬉しい予想通りの結果をもたらしてくれることでしょう。