住宅設計・間取り/収納プラン

片づける子どもが育つロフト収納を造ろう

戸建ての住まいでは屋根裏・ロフト収納が人気。その一方で、不要品を溜め込む場所を増やしただけという失敗談も。でも片づけ基地としての目的があれば、ロフト効果はテキメンです!

すはら ひろこ

すはら ひろこ

収納 ガイド

一級建築士

還暦過ぎても現役!建築・インテリア・整理収納の資格と経験による片付け術に定評がある。商品開発や収納用品のデザイン監修をはじめ、雑誌やテレビ、ラジオなどメディア出演多数。著書・監修書20冊以上、人気講師としてオンラインセミナーを開催。プロとして共働き主婦の目線から追求したメソッドが好評。

...続きを読む
一戸建てならではの収納のひとつに、「ロフト収納」があります。空間を立体的に利用したこの空間は、子どものいる家庭では特に、成長とともに増え続ける持ち物を収納する場所として活躍していることでしょう。ところがその一方、「開かずの間」になりやすいのも事実。今回は、開かずの間にしないためのロフト収納づくりを、子ども自身が片づけ上手になるという観点からご紹介します。

ロフトを「片づけ基地」にする

あっという間におもちゃでいっぱいになってしまうロフト空間
次から次へと増えるおもちゃと、一向に片づけようとしない子どもに悩まされている親は多いはず。夢中で遊んだあとのことは、そもそも頭の中に描かれていないから片づけないのかもしれません。

そこで提案したいのが、片づけ基地としてのロフトづくりです。

屋根裏を利用した狭くて天井の低いロフト空間ですが、子どもにはぴったりサイズで大好きな場所。探検魂をそそります。そんなロフトを子ども専用の基地に見立てて、自分の大切な場所だから片づけるというシナリオを描いたロフト収納のプランを考えていきます。次のページで、ロフトづくりで配慮するポイントからご説明します。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます