領域と動線がキーポイント
収納と部屋とをバランスよく配分して、効率のよい間取りにするには2つのポイントがあります。1.収納領域と部屋領域をはっきりと分ける
2.生活動線と収納の動線を重ね合わせる
左:玄関から見た収納スペース。右:収納スペースから見た玄関。お出かけお帰り動線で収納できる。 |
通り抜けOKが魅力! 左:「シンセ・はぐみ」 右:ガイドの収納案(注:設計変更を保証するものではありません) |
1.室内にデコボコができないからスッキリ
2.背の高い家具が視界を遮らないからユッタリ
さらに、片づけやすい収納を検討するなら、ダイニングから直接使える位置に収納があっても良いでしょう。(上の画像左のガイド案参照)ティーセットや書籍など家族共有のモノをしまったり、育児中ならおむつや着替えをしまう場所にもなります。それらをしまうスペースであれば、奥行きは20~30センチ程度で充分。奥行きの浅い収納を背中合わせに設けることも可能です。
この収納空間のように通り抜けができるスタイルは、クローゼットにも応用できます。