別荘・リゾートマンション/軽井沢の別荘・リゾートマンション

最新!軽井沢のリゾート物件事情(2ページ目)

リゾートエリアのなかでも根強い人気の「軽井沢」。新幹線で東京から約1時間で行けるようになり、別荘地の値上がりの声も聞こえます。そこで地元の不動産会社に、最近の物件事情を伺ってきました。

平野 ゆかり

執筆者:平野 ゆかり

別荘・リゾートマンションガイド

去年に比べて1~2割価格が上昇

追分宿
堀辰雄記念館もあり、昔の宿場町のイメージを残す追分
いろいろなエリアを見てきましたが、「最近は駅から2~3km以内で、友達が来たときなど迎えに行きやすいエリアが人気です。売れ筋は建物付きの中古別荘で3,000万円~5,000万円が中心です」とのこと。また人気が上がっているのが、追分エリア。軽井沢駅から車で約20分西に行ったあたりですが、湿気が少なくて気候が良いのだそうです。昔ながらの追分宿の雰囲気も残っており、定住もしやすいエリア。価格は中古建売別荘が3,000万円~4,000万円で購入できるようです。傾斜地でもOKという方なら、20坪~30坪の新築で2,000万円~3,000万円で探すこともできるとのこと。

購入希望者は団塊世代が中心ですが、30代後半~40代くらいの人も増えてきたそうです。「若い方は、自己資金はとっておいて、銀行のセカンドハウスローンを使うケースが多いですね」。気になる物件相場を聞いてみますと、「不良債権も減っており、土地の仕入れが厳しい状況です。そのため売り物が減っており、価格は去年に比べて1割~2割上がっていますし、来年も上がる傾向です」。

物件の賢い探し方は?

ちょっと加熱気味にある軽井沢のリゾート事情ですが、どうすれば上手に物件を購入できるのでしょう? 「最近はインターネットで物件を絞って、軽井沢に来られる人が多いのですが、やはり現地を見てイメージ通りかどうかを判断できるかどうかですね。とりあえず別荘で使って、将来は定住できるような物件が欲しいということであれば、冬も体験されたほうがいいです。軽井沢は寒いですから、できれば賃貸マンションとかを1年くらい借りて、冬を過ごしてみる。そうすることで土地勘も相場感もわかってきますから」とアドバイスをくれました。別荘は冬場が大切。検討されているなら、この冬、ぜひ軽井沢に出かけてみてください。

【関連記事】
軽井沢歴25年以上、中軽井沢に別荘を持つオーナーさんのレポートはこちら「一年の半分を過ごす軽井沢の別荘」

「軽井沢で別荘を建てる時の注意ポイント」
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