2位:物価の安いところに住むメリット

買い物はスーパーのまとめ買いで家計をやりくり

これは食に関わる問題です。老後の資金にどれだけゆとりがあるかで、その判断は多少異なってくるでしょう。しかし、いくら資金を用意していても、自分が何歳まで生きるかわかりませんから、贅沢は控えたほうがいいですね。そこで物価の安いところというわけです。たとえば1位の交通の便を優先して、都心に移住したとすると、買い物がデパ地下だけなんてことになり、かなりエンゲル係数が高くなります。年金と貯蓄をくずしていく生活の場合、それはあまり賛成できません。もう少し、物価の安いところを選んだほうが無難です。

とはいえ、最近はディスカウント店があちこちにありますから、やりくりで解決できる問題ともいえます。

また「食」というジャンルで考えると、お手軽料金で食べられる飲食店が何軒かあると快適です。老後は、3度3度の食事の支度が面倒と思う奥様も多いので、たまには二人で外食もしたいところ。そのためにも安い料金で、飲んだり食べたりできるお店のある街に暮らすのがいいでしょう。

また生活費のかからないところでのんびり暮らすというひとつのライフスタイルとして、海外移住があります。マレーシアや台湾などアジア諸国は、日本に比べて物価が安いため、年金だけでお手伝いさんまで雇って十分やっていけるということで、ロングステイを考えることもできます。

ただし、あくまでも外国なので、その土地の生活スタイルにうまく馴染める人ばかりではない、ということも頭に入れておいてください。

物価の高い安いだけでなく、住む場所によって税金も違うということをご存知でしょうか? 昨年は、あちこちで平成の大合併と呼ばれた市町村合併が相次ぎましたが、反対する側の大きな理由のひとつには、税金が上がるということがありました。市と町では住民税などにかなり差があるようです。

たとえば、湘南の葉山町と逗子市では、隣接してはいますが、住民税はだいぶ違うと聞いたことがあります。移住すると住民税が発生しますから、そういった税金関係も調べてみたほうがよいでしょう。
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