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海外部屋探し(3)オーストラリアの部屋探し(3ページ目)

「急な夫の転勤で海外に行くことになった!」「海外で語学を勉強したい!」海外で暮らすのは楽しみでもあるけれど、不安もいっぱい。さて、オーストラリアの住まい事情を取り上げてみましょう!

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

広い庭は、実は高~い維持費が・・・


庭
ガーデンテラスでバーベキュー・・・は夢だけど、実際に庭の手入れをするのはかなり大変!維持費を考えて財布と相談を

狭い日本での生活を強いられていると、広い芝生の庭付き一戸建て生活がしてみたくなり、つい借りてしまったけれど、実は手入れが大変だった!という話をよく聞きます。また、オーストラリアではプール付きの家も夢ではありません。でも、芝刈りや庭の手入れは1年中しなければなりませんし、プールも電気代や塩素などの消毒剤など結構維持費が掛かります。
結局、庭の芝の手入れは業者にお願いすることが多くなり、もちろんそれにはそれなりの費用が。財布と相談して部屋を選んでくださいね。

日本のような「敷金」はあるの?


オーストラリアにも「ボンド」と呼ばれる保証金制度があります。これは日本の敷金に相当するもので、契約時に家賃の4週(家具なし)~6週間分(家具付)を最初に支払います。このお金は不動産屋を通して政府の公的機関(Rental bond Services)に預けられ、退去するときには特に何もなければ全額返金されます。

退去の時期にも要注意


突然帰国が決まり、オーストラリア賃貸生活を終了することになった場合、気をつけるのが賃貸の契約期間。『契約時には家賃の払い方、光熱費、水道などの確認を』のところでも少しお話しましたが、基本的に契約期間終了まで借主が家賃を払わなくてはならない義務があります。もし、法人契約していて後任の人がそのまま住むのなら問題はありませんが、そうでないのなら早めに大家さんや不動産会社に連絡し、新しい入居者を探してもらう必要があります。くれぐれも最初の契約時に『契約期間』には注意しましょう。

・・・お国が違えばさまざまな事情も異なります。例えば日本では日当たり良好なのは南向きの部屋ですが、南半球ではそれが北向きの部屋に!不安があるなら、日系の不動産会社でいろいろ相談してみましょう。家のことだけでなく、日常生活のことも相談に乗ってくれるかもしれませんよ。

<オーストラリアのオススメ日系不動産会社>
・中田不動産
・スターツオーストラリア
・住友リアルエステート

<関連サイト>
・海外赴任者の賃貸探しサイト
・突然の海外赴任、どうする?
・海外赴任先での住まい探し
・香港の部屋探し事情
・ニューヨークの部屋探し事情
・ロンドンの部屋探し事情
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