周辺の環境チェック
5、建物から最寄り駅までの道のりは安全か
「○○駅から徒歩△分」とは、80m=1分と換算して表記されています。でも、この80mには坂道の登り下りや信号の待ち時間などは含まれていません。ですから、実際に歩いてみてどのくらい時間がかかるのかを確認。また、バス便の物件は、道路の混雑状況で何分掛かるのかは大きく差がでます。本当は10分で行けるところが朝のラッシュ時には20分かかるなんてことも。余裕があれば、実際に乗ってみましょう。また、夜遅くに歩いても安全かどうか、も併せて確認。
バス便を利用する場合には、平日・休日のバス運行時刻表をバス停で見てみましょう。
6、近くに騒音・悪臭の対象になるものはないか
建物の立地によっては、入居後に騒音・悪臭などに悩まされることもあります。周辺にどんな施設があるのか、不動産会社に聞いてみましょう。一般的に、便利なところほど幹線道路沿いだったり、人通りが多いことも。分からなかったら、不動産会社で住宅地図を見せてらえると、周辺になにがあるのか書いてあるので、確認してみるといいかもしれません。
7、近くにどんなお店や施設があるのか
コンビニは一人暮らしの強い見方。できれば、物件から徒歩圏内に欲しいもの。駅から物件までの途中にあれば、なおベストだ |
スーパーやコンビニ、銀行、郵便局、病院など必要な施設が近くにあるのかどうかをチェック。夜遅くに帰宅する人は、スーパーの営業時間なども確認。日ごろの生活に必要なものが、身近にあるのとないのとでは、暮らしの快適度が違います。とくに、シングルの人は自分でなにもかもしなければいけませんから、よくチェック。
8、近くに病院はあるか
一人暮らしをしていて病気になったときほど心細いことはありません。かといって、遠くの病院まではなかなか行けない・・・。そこで、近くに内科や場合によっては外科、夜間・休日の救急病院、子供がいる場合には小児科などの病院の所在を確認しておきましょう。
9、幼稚園、小学校、などの教育施設はどこにあるか
お子さんがいる場合には、どんな幼稚園や保育園がどこにあるのか、気になります。また、小学校や中学校がどこにあるのか、その通学路は安全かなども確認。最近は、幼い子供を狙った犯罪も多く、知らない土地で子供を一人歩かせるのは不安です。例えば、地域で取り組んでいる安全パトロールなどが実施されているのかどうかも気になりますね。学校に問い合わせてみたり、近くに大家さんが住んでいる場合には大家さんに聞いてみるのも手ですね。基本的に、人通りが少なそうなエリアは要注意。
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時間がなくても、現地の下見は欠かさないでください。室内のチェックばかりしていて、実際暮らし始めたら不便だった・・・なんてことのないように。知らない土地でも快適に暮らせるよう、事前の確認をしておきましょう。
<関連サイト>
・下見で失敗しないポイント11(チェックリスト付き)