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これからのトレンドは、フリーレント物件!

数年前から登場してきている賃貸の「フリーレント」。とはいえ、この言葉はそれほど浸透してはいないようですね。最近、また増えつつあるフリーレントに注目してみましょう。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

先日、J-WAVEのJAM THE WORLDコーナーに出演しました。(六本木ヒルズからのライブ放送!)そのとき、首都圏で急増しつつある「フリーレント」物件について、お話しましたので、その内容をまとめてみました。

「フリーレント」って何?


実はこの言葉、数年前から賃貸業界では登場しています。でも、まだ世間一般には知られていないようです。そこで、最近首都圏で急増しつつある、「フリーレント」についてまとめてみました。

「フリーレント」とは、直訳すれば「ただで借りる」ということ。契約してから最初の1ヵ月間、中には3ヵ月間、家賃を払わなくてもいい物件のことです。これだけ聞くと、「家賃を払わなくても借りられるなんて、なぜ?」と思いますよね?礼金・敷金が高いのか?別に「入会金」が必要なのか、それとも「ワケあり物件」なのか・・・。なにか裏があるとしか思えません。大家さんにもメリットは何もないように思えますが、実はそうではないのです。
フリーレント
「タダで借りる」という意味のフリーレント。3ヵ月も家賃がタダになったら、嬉しいですよね。


なぜ、「フリーレント」が登場したのか?


まず、賃貸というとオフィス事務所のマーケットとレジデンシャル・居住用マーケットと、大きく2つに分かれます。もともとフリーレントはオフィスの販売促進手法として使われており、1980年代からありましたが、ここ最近でオフィスフリーレントが増えたのは、オフィス2003年問題と言われた3年前。
一方、居住用賃貸でフリーレントが出始めたのは、92年頃。バブル崩壊で賃料が下落傾向にあった時期に、フリーレント制度を導入することで入居率アップを狙いました。

ちなみに、ここ1~2年、首都圏の一部の物件でまたフリーレントが増えてきています。

>>>どんな物件がフリーレントになっている?
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