注意するのは?
だましのテクニックは実に多種多様で、言葉を巧みに操ってきます。
携帯電話によって便利にはなったけれど、犯罪に巻き込まれる可能性もある。とにかく落ち着くことが大切だ |
また、被害者のほとんどは振り込め詐欺については知っていたと言われるそうです。世間で起こっていることはもちろん知っているのですが、まさかそれが自分の身に起こるとは思っていないというのが現状のよう。
詐欺被害にあわないためには、確認も取らないでお金を振り込まないこと。相手からの連絡だけで信用するのではなく、自分から電話をかけたり会いに行くなどして連絡を取ってみて確認をすることを怠らないようにしましょう。賃貸でも管理会社や大家さんを名乗る人物からのハガキや電話を受け取った際には、いったん間を置いてみること。特に、これからのような年末やお盆休みなど、連絡が取りづらくなっても不思議ではない時期をあえて狙って詐欺を仕掛けてくることがあります。気が焦る季節だからこそ、十分に気持ちを引き締めてください。
また、お正月に家族や身内、友人などと連絡を取り合い、振り込め詐欺対策を考えておきましょう、と警視庁は指導しています。「すぐにお金を振り込まないと、強制退去してもらいます」など脅迫めいたことを言われると怖くなり、お金を支払ってしまう可能性大。常に冷静でいることは難しいですが、たとえば家の中の目のつくところ(電話の前など)に「振り込み詐欺に注意」などと張り紙をしておくだけでも、冷静になれるチャンスがあるのかも知れません。
家賃振り込め詐欺、ぜひご用心ください。悪質な詐欺を許してはいけません。