入園の申請は?
保育園の場合は、市区町村などに申請書を出します。勤務(予定)証明書、納税証明書など、必要な書類がいくつかありますから、確認しましょう。4月入園の場合には、12月頃に申請を出す場合が多いようです。自治体によって期間が異なりますから、早めに確認しておきましょう。また、自宅から近い園はどこにあるのか、入園状況など、わからないことも聞いてみましょう。
幼稚園の場合は、基本的に各園の申請書を取りに行き、直接園に申請するケースがほとんどです。申請書の配布は10月頃から行っているところもありますから、これももらい忘れのないように、申請期日に遅れないように、早めにスケジュールを確認しておきましょう。
幼稚園は満3歳児入園へ
幼稚園の入園は3年保育の場合は満3歳になった4月から、2年保育の場合は満2歳になった4月からでしたが、多様化する保育ニーズによって文部科学省が「満3歳から入園を許可するように」という指示をしています。これによって、満3歳を迎えた翌月から入園を許可する幼稚園も増えています。
入園の準備、何をする?
保育園の場合は、お昼寝用のシーツやパジャマ袋などを手作りという園もあるようです。幼稚園の場合は、園生活時に着るスモックなどを手作りするというところも。忙しいママが手作りするのは大変ですし、また手芸はできないというママもいるでしょう。園のバザーなどに行ってみると、リサイクルや、先輩ママが作ったものを購入できる場合もありますし、インターネットで手作りキットの販売などもあります。
先輩ママからお下がりをもらったり、手芸が得意なママが数人分を引き受けるなど、連携して乗り切るママたちも多いよう。無理をしすぎないように、ゆとりを持ってそろえると良いですね。
入園に向けて
今までママべったりだった子どもが、急に集団生活をすることになるわけですから、入園当初は慣れないのが当たり前。ほとんど泣かずに園生活になじめるようになる子もいますが、多くの場合は、ママやパパと涙の別れということに……。
大人でもそうですが、自分が知らない場所というのはなかなか落ち着かないもの。園で一時保育などを行っている場合、機会があれば利用することは、子どもに園の雰囲気を知らせる意味でもいい経験にもなります。ママも子どもの受け渡し時に先生と話したりして、先生の雰囲気もわかりますね。また、入園前の行事などがあれば、積極的に参加しましょう。
3歳になってから幼稚園に入園する場合は、「おむつがちゃんと、とれていないと……」と、心配になるママも少なくないよう。家では、失敗することが多くても、園で、集団生活をしながら、先生がタイミング良く声をかけてくれたり、友だちがトイレに行く様子を見て、子ども自身学んだりしていきますから、入園時におむつがちゃんととれていなくても大丈夫。面談などがあれば、先生に伝えておくといいですね。
>> 入園式とお祝い