皮膚・爪・髪の病気/水虫・爪白癬

水虫薬の種類について(2ページ目)

薬局で売っている水虫薬についてご紹介します。「早く治したい!水虫の薬の使い方」という記事と一緒にご覧いただけると分かりやすいと思います。

三上 彰貴子

執筆者:三上 彰貴子

薬剤師 / 薬ガイド

水虫薬の注意点

水虫薬は、目や目の周り、粘膜(口、鼻の中、膣など)、陰のう、外陰部等には、使用しないでください。もし間違って、薬がついてしまった場合は、すぐに洗い流してください。

また、湿疹に使用する場合も、気をつけてください。湿疹の原因が白癬菌(水虫等の原因になる真菌(カビ))でない場合は、悪化することがあります。

患部が化膿している場合は、白癬菌以外の感染が含まれている場合もありますので、さらに悪化する前に、皮膚科を受診してください。

乳幼児に使用する場合は、医師の指示を仰いでください。乳幼児は、皮膚が薄いために薬が皮膚の内部の毛細血管に浸透・吸収されやすいのです。塗り薬(外用剤)でも薬の量によっては、薬の成分が全身に回ってしまうことがあります。

その他、おかしいなと思ったら、すぐに使用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。薬の箱に入っている説明書をよく読んで、正しく使ってくださいね。


<*ネット上での診断・相談は診察ができないことから行えません。この記事は実際の薬局での会話をもとに構成したものです。相談が必要な方は、医師や薬剤師に実際にお聞きください。


【参考リンク先】
>水虫の薬>セルフメディケーションネット
早く治したい!水虫の薬の使い方(All About)
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