睡眠/眠気のコントロール法

寝すぎる自分をやめる究極スキル&アイテム(2ページ目)

あ~っ、また2度寝してしまった! そんな後悔の日々は、過去のことにしてしまいましょう。気合で起きるのではなく、システムでスッキリ目覚める方法を、ご提案します。2008年を新しい人生の第1歩に!

坪田 聡

執筆者:坪田 聡

医師 / 睡眠ガイド

布団を抜け出すために! 西郷どんの起床術とは?

西郷隆盛
西郷さんにも意外な弱点が……
幕末から明治にかけての英雄・西郷隆盛も、若い頃は朝が苦手でした。

朝寝坊に困っていた西郷さんは、何とかして早起きを身につけ、充実した人生を送ろうと決心します。そして考えついたのが、西郷式起床術 です。

朝、目覚めるのと同時に、掛け布団を部屋の隅まで蹴飛ばします。「今、何時だろう?」などと、考える暇もなくです。そして、すぐにトイレへ行って用を足します。こうしているうちに、だんだんと目が覚めてきます。

冬は寒いので、特にこの方法がよく効きます。私も 西郷氏起床術 で、5時起きから始めて、最近では3時起きがあまり苦にならなくなりました。ただし、高血圧や心臓病がある人、脳卒中を起こしやすい人などは、やらないでください。

「暖かい布団から出るなんて、そんな簡単じゃないよ!」というあなたへは、とっておきのアイテムをお勧めします。


こんな目覚まし見たことない!

フライングアラームクロック
起きるのが楽しくなりそうです(Amazon.co.jp より)
起きようという意志が強くないと、西郷式起床術 はなかなか成功しません。しかし、布団から出ざるを得ない状況を作ってしまえば、何とかなるものです。

目覚まし時計をいくつかセットして、布団から少しずつ遠いところに置いておく。これも良いアイデアですが、もう少し楽しくやりましょう。

ここでご紹介する フライングアラームクロック は、設定時刻になると大音量のアラームが鳴り、同時に、時計の上部にセットされたローターが飛び出します。アラームを止めるためには、部屋の隅に飛んでいったローターを探し出して、時計にセットし直さなければなりません。

しかもスヌーズ機構つきなので、ローター取り付け部分の下にある完全停止ボタンを押すまで、4分ごとにアラームとともに、ローターが飛んでいってしまいます。

布団から出てしまえば、もう、あなたの勝ち! トイレへ行くなり、コーヒーを入れるなりしてから、自分だけの朝時間を楽しんでください。

「フライングアラームクロック」 商品スペック
素材: ABS樹脂、発泡スチロール
サイズ: 直径14cm × 高さ11cm
重量: 190g
電源: 単3電池4本(別売)
価格: 5,229円


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