実は大事な、朝や日中の過ごし方
強い光には、睡眠と覚醒のリズムを調整する最強のパワーがあります |
目覚める時刻が一定だと、体内時計のリズムも上手く調整されます。休日はゆっくり眠っていたいものですが、平日より2時間以上遅くまで眠っていると、次の日の朝に起きるのが辛くなります。
■ 光の利用でよい睡眠
朝は、太陽の強い光を浴びると、スッキリ目覚められます。夜は、暗めで暖色系の明かりが、眠気を誘ってくれます。寝室は真っ暗が良いのですが、不安になる人は豆電球のフットライトを。
■ 規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣
朝ごはんは、胃腸にある体内時計を起こしてくれます。逆に夜食は、体内時計のリズムを乱してしまうので、食べるなら軽めにしておきましょう。睡眠の役割の1つが体の疲れをとることなので、日中に体を動かすことは快眠につながります。
■ 昼寝をするなら、15時前の20~30分
午後2時頃にも、眠気が強くなる時間帯があります。この眠気に対して、短い時間の昼寝が効果的です。ただし、遅い時間や長時間の昼寝は、夜の睡眠に悪影響が出るので要注意です。
■ 十分眠っても日中の眠気が強い時は、専門医に相談を
自動車の運転中や大事な用事の最中に、突然、眠くなるような人は、早めの受診をお勧めします。睡眠時無呼吸症候群や、ナルコレプシーなど過眠症の可能性があります。
今の自分の生活を振り返ってみて、如何ですか? もし、まだやれていないことがあれば、できそうなことから1つずつ、毎日の生活に取り入れてみてください。