グリーンキウイとゴールドキウイはどう違う?
キウイフルーツは品種により、形、大きさ、色と個性もいろいろ
他にも小さなベビーキウイや果肉が赤い品種等たくさんありますが、メジャーなグリーンとゴールドにしぼってご紹介します。
ゴールドキウイは、日本人向けに開発されたそうで、甘く柔らかいのが特徴。またそれぞれに含まれる栄養素の量も少し異なります。
ビタミンCは、グリーンキウイ(110mg/100g)よりもゴールドキウイ(130mg/100g)の方が多く、食物繊維はグリーンキウイ(2.4g/100g)の方がゴールドキウイ(1.7g/100g)よりも多く含まれています。(データ/ゼスプリ提供 分析機関=財団法人日本凍食品検査協会 平成20年5月27日測定)
グリーンキウイと、ゴールドキウイでは、黒い種の周りの白い部分の面積が異なります。ニュージーランドの園芸農業試験所でうかがったお話ですが、この白い部分が少ないも方がビタミンCは多いそうです。確かにゴールドの方が白い部分は少ないですよね。
また両品種ともに、食べ頃に熟したキウイフルーツは、ビタミンCが多いそうです(女子栄養大学報告)。というのは、キウイフルーツの果肉中の糖がビタミンCに変化するので、熟して果糖が増えるにつれ、ビタミンCも増えていくと考えられています。
キウイフルーツの爽やかな風味は1日のスタートにぴったり。様々な栄養成分が摂れるので、私も朝食に添えるフルーツとしてよく活用しています。忙しい朝、「あと何かもう一品」、あるいは「朝食抜きかも……」という時に、皮をむかずハーフカットでそのまま食べられる手軽さもキウイフルーツの魅力です。
■関連リンク
NZ産キウイフルーツが安全でおいしいわけ
参考/
詳しい栄養情報(ゼスプリ)
キウイの研究発表(ゼスプリ)
キウイフルーツ(野菜等健康食生活協議会)
五訂増補日本食品成分表
その他