ビタミンCはミカン約3個分

ビタミンCやビタミンE、葉酸、カリウム、食物繊維と栄養豊富なキウイフルーツ。

ビタミンCやビタミンE、葉酸、カリウム、食物繊維と栄養豊富なキウイフルーツ

キウイフルーツには様々なビタミンやミネラルが含まれますが、特に多く含まれているのがビタミンC。五訂増補日本食品成分表で見ると、100g中に69mg。

これは、ミカン約3個分になり、果物の中でも豊富に含まれています。1日の所要量は100mgとされているので、キウイフルーツ1~2個で十分な量が摂取できます。

ビタミンCは、活性酸素を抑える抗酸化作用があり、抗ストレス作用、美白作用、コラーゲンの合成に必要で美肌のためにもたっぷり摂りたい栄養素です。

また血行を促して若返りのビタミンと言われるビタミンEは、100g中1.3mg含まれています。ビタミンEも、ビタミンC同様に抗酸化作用があり、ビタミンCとビタミンEは、それぞれ単独でとるよりも一緒にとると相乗効果が高まり、抗酸化作用が強くなると言われています。またキウイフルーツには、抗酸化成分のポリフェノールが、果物の中でも比較的多く含まれています。

他にも、不足すると巨赤芽球性貧血、神経障害や腸機能障害などに関わるとされる葉酸、体内のナトリウムとバランスをとっているカリウム、骨や歯の主要成分であり生理機能を調節するカルシウムなども含まれています。

食物繊維やクエン酸も豊富

食物繊維は100中2.5g含まれ、水溶性食物繊維(0.7g/100g)と、不溶性食物繊維(1.8g/100g)どちらも含まれています。2.5gというのは、ミカン3個分、バナナ2個分と同じ量になります。

食物繊維は、腸内環境を整えて便秘を予防・解消するだけでなく、体内の有害物質やコレステロールを排出するなどの働きがあります。

さらに、キウイフルーツには、クエン酸、キナ酸、リンゴ酸などの有機酸が多く含まれています。クエン酸は鉄分やカルシウムの吸収を助けます。

とはいえキウイフルーツは、あくまで食べ物ですから、様々な栄養成分を含んでいるとはいえ、薬のような効果が期待できるものではありません。過大に期待せず、また偏った食べ方はしないようにしましょう。

アクチニジンが、タンパク質の消化を助ける

そのままタベルだけでなく、お肉料理のソースにしても、相性がよいキウイフルーツ。

そのまま食べるだけでなく、お肉料理のソースにしても、相性がよいキウイフルーツ

キウイフルーツには、「アクチニジン」というタンパク質分解酵素が含まれています。このため、肉や魚と一緒に食べると、消化・吸収が良くなります。

少しかためのお肉も、キウイフルーツの果汁につけておいたり、キウイフルーツソースを添えると、柔らかくなります。

ただしこの酵素の働きで、ゼラチンは固まりませんので、気をつけてください。

たまにキウイフルーツを食べた時に舌にチクチク刺激を感じることがありますが、これもアクチニジン、またシュウ酸カルシウムの刺激によるものと考えられています。どちらも食べて安全な成分です。ただし、キウイフルーツやその他の果物がアレルゲンとなる人もいますので、気をつけてください。