最近、老人ホームに取り入れられつつある「ユニットケア」って知っていますか?

スタッフ全員でいっぺんに多人数をケアするのでなく、少人数グループを各担当者がお世話します。家庭的な雰囲気が生まれると、なかなか好評のこのシステム。

なかには目からうろこのアイデアで、施設内にお年寄りの「我が家」を作りあげた特別養護老人ホームも。施設のイメージが変わります!





ユニットケア:お年寄りひとりひとりの個性を尊重するため、入居者をグループに分けるケア。それぞれをひとつのユニット(生活単位)とし、食事や入浴など生活をともにできるようにします。これにより、少人数の家庭的な雰囲気で個別にケアすることが可能となります。


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ユニットケアってなに? from AllAboutJapan 介護


自分らしい生活ができる、
居場所が生まれる!


奈良県にある特別養護老人ホーム万葉苑。全国でもいち早くユニットケアを導入した施設として、注目を集めています。そもそもの発端は「施設はお年寄りの生活の場となっているのだろうか?」という、職員たちの素朴な疑問でした。

大きな食堂にお年寄りをいっせいに集めての食事。時間が来ると職員がかたっぱしからおむつ交換をしていく。お年寄りはこの間、ただ世話をされるだけ。作業に懸命な職員と会話できるわけでもなく、ひたすら受身の状態――それまでの施設にありがちなパターンです。お年寄りの顔からは表情が消え、生き生きとした感情や意欲が失われかけていました。「いっせいに介護するこれまでのスタイルでは、ホームが姥捨て山になりかねない」。万葉苑は自発的な見直しを始めたのです。

次のページでは同苑が取り組んだ目からうろこの改革をご紹介します!