お酢(酢酸)も油の一種ということはご存知でしたか?ご存知でない方が多いと思いますが、実はお酢、一番簡単な脂肪酸なのです。
この脂肪酸(油)についての研究は日進月歩なので、定説がどんどん変わっていきます。例えば、30年には善玉だったリノール酸は現在、アトピーや発癌に関係する可能性が指摘されています。
そんなコロコロ定説が変わる油の使用(加熱調理)の際、アトピーや今一番ひどい花粉症のアレルギーに有効な油は一体何なのでしょうか?
私は、6000年の歴史を持つオリーブオイルを推薦します。
リノール酸はアレルギーのアクセル
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必須脂肪酸のリノール酸からできるアラキドン酸という物質が、いろいろな反応の元の物質になるのです。アラキドン酸からできるいろいろな物質は免疫系に対しては花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーに関係した炎症反応を強めるように働きます。ですからアラキドン酸の元になるリノール酸はアレルギーのアクセルと言えます。
リノール酸は動脈硬化を予防するといわれましたが現在は否定されています。
リノール酸は動物実験では発癌性の増強作用があるとされています。少なくとも積極的にリノール酸はとるべき油ではありません。
しかも、リノール酸の必要量は非常に少ないので通常の食事では不足する事はありません。
αリノレン酸はアレルギーのブレーキ
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αリノレン酸の必要量も非常に少ないので通常の食事では不足する事はありません。
オレイン酸は免疫系に影響しません
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