◆バラ、サクラ、コスモスが犯人?!◆
花粉症の犯人といえば、「スギ」が有名。でも、じつは原因となっている植物はこんなにたくさんあるんです!
このように春先ばかりでなく、ほぼ一年中、花粉症になる可能性があります。なかには、リンゴやイチゴ、ミカン、ブドウなどの農産物となる植物も。つまり、職業病として花粉症を抱えてしまう人もいる・・・ということ。農村部のシニアの意外な症状が「花粉症のためだった」ということはおおいにありそうな話です。
◆心当たりの症状があったなら・・・◆
●花粉症を疑おう
「年をとっているから、花粉症のはずがない」
「スギ花粉が飛散しない地域だから関係ない」
という思い込みをやめ、原因不明の症状があればいちおう花粉症を疑ってみましょう。
●専門医に相談しよう
「花粉症程度で、病院に行くのは恥ずかしい」
などと思わずに、つらいようならお医者さんへ。
アレルギー科、耳鼻科、眼科、咽喉科、内科などに受診を。抗アレルギー剤など、適切な薬を服用すれば症状はきっとラクになりますよ。
●花粉を持ち帰らない工夫を
花粉症になる時期は外出時のマスクや、帰宅後の手洗い、うがいを習慣に。寝たきりのお年寄りが、家庭内の花粉に反応することも。窓を開けっ放しにするなど、部屋に花粉症が入らないようにしましょう。
●日誌をつけてみよう
ごく簡単なものでOK!「いつからいつまで症状が続いたか」「どんな薬を飲んだか」「症状の程度はどうだったか」などを記録しておけば翌年の治療や対処は万全なものに。
お年よりの場合は多少、不調があっても我慢してしまうことが多いもの。「ちょっとヘン?」と思ったら、よく観察してみるようにしましょう。
【参考文献】
"target="_blank">「ここまで進んだ花粉症治療法」岩波アクティブ新書 佐橋 紀男 (著), 花粉情報協会 (著)
【関連サイト】
アレルギー・免疫・難病・遺伝子 from AllAboutJapan 家庭の医学
ミントティーが花粉症に効く from AllAboutJapan アロマテラピー